田村ゆかりさんライブツアー2025福岡公演、主観丸出し感想文!

この記事は約18分で読めます。

いやー始まりましたよ、2025年、田村ゆかりさんのツアーが。
その名も

「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2025 Wonderful Happiness」

幸せいっぱいな名前でございます。そしてツアー直前に発売されたミニアルバムのタイトルが「Felice」なんです。

このFeliceという言葉はイタリア語で「幸せ」という意味があり、こちらもまた直球勝負。
ここら辺は先にライブとタイトルが決まり、それに伴ってアルバム製作とアルバムのタイトルが決まっていったようです。

ここら辺の製作の背景から、曲に込めた意図やジャンルとしての話まで、しっかり毎回毎回音楽として掘り下げてくれるナタリーさんのインタビューはアルバムが出る度に読ませていただいています。良かったらこちらを読んでから感想文を読むと、より楽しめるかも!

https://natalie.mu/music/pp/tamurayukari12(ナタリーのページへ飛びます)

ということで6/22(日)栃木は宇都宮から始まった今ツアー、私は2公演目となる6/29(日)福岡公演を見てきました!!!!
旅行記みたいなものも書きたいなーと思ったので、前後の行動もなんとなーく書きつつ、ライブの感想もがっつり書くぜ!という個人ブログらしいことをやるんだぜ。

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12年ぶりぐらいの高速バスへチャレンジ

我が輩広島在住なんですが、今回は久々の高速バスにチャレンジしよう!ということで乗ってみることに。

記憶の限りだと、2013年のゆかりさんのライブ「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2013 Autumn Caramel Ribbon」に参加してからあんまり夜行バスに乗った記憶が残ってないんですよね、もし記憶通りなら12年ぶりということに。

あれが王国民になって(ファンクラブに入って)一年ちょいの頃だから、もう13年かあ、最初のライブはFiL初日のNHKホールで、当時高校生だったから部活の試合終わりそのまんま行ったなーとかいろんなことを思い出す。

夜行ではなく朝発昼着、広島から福岡までざっくり6時間ぐらいでいけるんですが、前日良い感じに寝不足を仕上げてたので半分以上寝てたら着きました。

そのままチェックインの時間までホテル周辺をお散歩。

歴史ある建造物なのかな?って思って見てみたら平成26年、つまり2014年に作られたモノらしい、観光客を寺社町エリアへエスコートする観光の門、ということだそうで(参考→博多千年門)。俺の方が年上やん!

解説板を見てたら思わず切り抜けそうな文面があった。

こういうのやりたくなっちゃうよね。
時間になったので、コンビニで食べるもの飲むものだけ買ってチェックイン。
博多駅すぐ近くなのに安く泊まれたし喫煙ルームだったし便利だったなあ。

ご飯というより補給食である。しょうがないね、タンパク質大事だからね。そしてこれらを胃に入れて、軽く自重での筋トレだけしていざ会場へ。

ゆかりさんの福岡でのライブと言えば福岡サンパレスというイメージなんですが、今回は新しく作られたという福岡市民ホール、大ホールでした。

去年のツアーのときに撮った写真。今見たらこれ、2024/6/29だった。ってことはちょうど一年かあ。

ライブ開始直前、ステージから演者さん達の円陣であろうごーはっぴーが聞こえてテンション爆上がりしました、これからも是非やって欲しい、なんなら合わせて叫びたい。

では、以下感想を!ネタバレ注意だぜ!

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ライブの感想、曲編

1.ワームホール・バスストップ

曲が始まってもゆかりさんの顔が見えない、シルエットが浮かぶ感じがカッコよかった。あとこれが開幕に来るなんて全く想像出来なかったから、この時点で結構度肝を抜かれた。言い方が凄く難しいんだけど、アーティスティックというか、ゆかりん!というよりも「田村ゆかり」という人のステージという印象が凄く強かったし、コール曲スタートのブチ上がりではなく魅入っちゃいながらテンションが上がっていくのは心地よい興奮でした。

2.Play!

サッカー界出身だからかもしれないけど、声出しのところがチャントを歌ってるみたいでめっちゃ楽しい。ライブという贈り物を享受しているというシチュエーションで聞く「プレゼントだよ イブでも誕生日でもないけど」が心に刺さっちゃった。あれはやばい。インタビューでゆかりさんが歌って欲しいと言っていたのもありみんな全力で叫んでました、ほんで叫ぶと気持ちいい。

3.爪先立ちのシンデレラ

子ネコにさせて、の振り付け、ドレスをつまみながらちょこんとたたずむ振り付け、この二つで死ぬ曲。そうだろ?もうそこにしか目がいかないまである。やばい、それ以外の記憶が全然無い!次参加するときはこの曲しっかり焼き付けたいぞ・・・

4.Vanilla Lover

ダンス忘れてる自分に焦った。しかし改めてライブで聞くとミドルテンポ+四つ打ちで、振り付けなくても腰からノっちゃう素敵な曲だなこれ。ノリやすい手拍子の2連とかも気持ちよくて、各々好きに楽しみなよ!みたいな雰囲気も感じる。メイツちゃんの腕グルグルパートまで振りコピしたい!という気持ちが強いです。

5.あれもこれもフレキシビリティ

内緒、に悶絶。そして四つ打ち連チャンなので心地よい。今改めてインタビュー読み返したらあの部分は歌詞が決まるより前から構成として決まってたようで、すげーーーって。あと個人的には「化学反応」の「はーんーのーうー」が異様に刺さりました、好きです。

ここからアコステゾーンに。

6.好き…でもリベンジ

イントロ聴いて脳が大混乱。え…シャバダバダバダーバダー!?って。しかもそこ、ノリさん歌うの!?っていう。全く予想してなかったから嬉しすぎた。まさかまさかの戦局だった上に、この後のアコステも全部驚きまくったんですが、アコステ3曲全部初日と違ったんですね、そんな贅沢な!!!!!!!この曲は男爵の上手さがとんでもないことがやっぱり分かる、アコステで聴けて良かった。

7.ひとりあやとり

これも予想外なのよ!切ない!個人的に「螺旋の果実」はかなりツボなアルバムのひとつなので、ここから曲が来るだけで死にかけたりします。ノリさんのソロは聞き入ってしまった。素敵。曲の雰囲気に対してカホンが良い味を出してたなあ。

8.Cursed Lily

おそらくこの日1番予想外だった曲。マジ!?ってなった。ただイントロ聴いた瞬間に

「逆蝙蝠があんな超絶クオリティパフォーマンスになる今、この曲を歌ったらどうなるんだ…」

とワクワクした。怖いゆかりさんが観れるんじゃないかって。

曲全体が圧倒される凄みに満ちてたんだけど、途中でゆかりさんが笑ったんだよね、その笑みが怖くて怖くて、アコステで特に思わされる「憑依型のゆかりさん」をビビるほど味わえた、最高です。

9.QT Two-face

まず思ったのが「衣装!可愛い!可愛すぎ!」という所。あとクラップが楽しい。ここら辺のクラップの楽しさ、間違いなくメイツさんのダンスとノリのおかげなので感謝。聞く度に可愛らしさが溢れる曲だと思うんだけど、ライブだとその破壊力がマシマシになるんだよな。

10.ちょっとだけワルイコ

これもチャントっぽい声出しで体に馴染みがあって楽しい。アップテンポ四つ打ちはライブでブチ上がれて楽しいよね。みんな思い思いの動きでノッてる景色が好きだったりする。「あきれるくーらーいー」の「いー」の伸ばし方が本当に好きです。超コアだけど。

11.Sweet trap

なんにも予想して無さすぎて戸惑った。振り付けがクール、衣装が可愛いのギャップで脳みそぐちゃぐちゃ。衣装変わってないはずなのにこの連続3曲、全く違う雰囲気に見えてそこにも圧倒されました。表現力なんて月並みな言葉で表すのが申し訳ないほどに。

12.2つの言葉

ここら辺脳がスパークしてて記憶が曖昧になりつつある。「ねえ」と「ああ」で振り付けが左右対称気味になってるのカッケーなーと思いました。あとCメロの音圧はライブならでは感がすごいね。クールなゆかりさん好き。

13.Luminous Party

これも相当に衝撃。セトリ予習してなくて良かったーーーーーと思いました。たぶんライブで聴けたのは初めて。もー!こういう曲が不意に来るから!ライブは最高なのだ!調べたら11年ぶりらしい、マジかよ!
振り付けも全然知らなかったから新鮮で見とれた。上手いとかじゃない、可愛いの!!!

14.キネマ

電灯が出てきた時点で曲を予想した自分を褒めたい。舞台装置の登場だったり液晶の動きだったりメイツさんの衣装含めて、1曲での満足感というか、1つの物語を見終えた気持ちがすごく強かった。新しいという言い方が適切かは分からないけど、今までにあまりイメージのないステージングで感動しました。心の揺さぶられ具合で言えばトップクラス。ジャジーなゆかりさん曲はだいたいツボなんですが、そこに3拍子ベースかつ変化ありとなるともうたまらんのです。という感想のあとにインタビューを読んだら

ライブで歌う場面をイメージして、劇中劇のような曲が1つ欲しいなと思ったんです

とゆかりさんがおっしゃってたのでドンピシャだなーと。変に身体やペンライトでリズムに乗ろうと頑張るよりステージに見とれながら自然に身体が揺れるような、そんな世界。

15.可愛いは誰のせい?

口上を叫んでる人が半分ぐらい?この先浸透しそうな予感がするので練習しようと思います。からふるーの伸ばすところがとんでもなく好き。振り付け可愛かったなー。あと楽器の難易度がくっそ高そうで男爵の手元にも見とれちゃいました。

16.恋はBoom Boom Boom

プロレスにハマってるが故に一瞬巨大な双子が頭をよぎる曲名。男爵の技術も堪能できるのがまたいい。メリーさんのスラップ、音の抜け方と重さのバランスが良すぎる。ブンブンブンの所はペンライト振るというより回す方がノレて楽しかったです。昔の歌謡っぽさもどこか漂いながらかっこいいんだよな。

17.恋をした

これもまたダンサブルでたまらんですね。ハイ!の掛け声もいいと思うんだけど、裏で乗るのが楽しすぎて声出せませんでした。「わすれーて」「ほしぞーら」「とけるまーで」の伸ばしながら音程揺れるところが音源で既に最高に好きなので、生で聴けてもう昇天です。二曲連続で踊れる曲が来るとハイになっちゃうぜ。

18.Wonder habit

口上、文字列で見るとキモイ!(褒め言葉)という。あと振り付けがキュート!!!頭空っぽにして楽しめる曲なので、液晶で口上を助けてくれるのはめっちゃいいなーと思いました。こういう曲の口上やコールをゆかりさんが楽しんでくれてる、というのが嬉しいよね。

19.涙のち晴れマーク

はい楽しい!2列前の女性が色んな曲ノリノリで楽しんでたんだけど、笑顔のプロペラで回ってて俺も回れば良かったー!と思ったり。相性は完璧、の振付が何回見てもやっても可愛すぎて悶絶しそうになる。慣れてなさそうなグーパンチ、最高や!

20.ケセラセラ

幸せ空間。幸せ空間。死ぬまでに内緒の対象になってみたい…いや正確に言うと、「内緒になりたい」って言われたい、か。
もうイントロ聞くだけで安心感があるというか、逆に言うと終わりが近いんだなあとシミジミしてしまう。生で聴くたびに思うけど、歌詞は前を向かなきゃ、ケセラセラだと自分に言い聞かせる切なめな曲なんだけど、ゆかりさんのメンバーへのお手振り、内緒、クラップでただただ幸せ空間になるの、魔法だと思うんだ。
ただ今回、内緒のところ歌詞飛んでた…?お客さんのリアクション面白すぎて歌えなかった…?

21.カーテンコールの向こうへ

曲の終わりにカーテンが降りるのが衝撃、でも納得という。キネマにも似た世界観をここでも違う形で感じました。
カーテンが降りて見えなくなる直前、しゃがみこんで手を振るゆかりさんが尊すぎてもうダメ。アンコールが有るのは分かってるんだけど、それでも綺麗な終わり方というか、アンコールがあると思えないほどに綺麗な区切りだったなーと思う。
あと転調が生で聴くとべらぼうにかっこいい。スカっぽい曲、いいよね!

ここからはアンコール後なんですが、アンコールの声量が凄かったのは残しておきたい。

22.しあわせCode

アンコール明けにこれが来るのか!!!という。この曲、俺だけかもしれないけど非日常感がそこまで強くないというか、日常と地続きの場所なんだけど楽しい、という気持ちになるんだよな。希望が続いていく感じがする。
ずっと一緒だよ、という曲がアンコール始めに来て、終わりに「元気でいてね」というメッセージで送り出される、その合間に全力で愛を叫ぶ曲が入る。この3曲の流れが凄く美しかった。

23.好きしかありえない

残った体力を全部ここで使い切れ!と言わんばかりのタイミング。叫んだよね。叫ぶ場所が沢山あってノリやすくて。それしか記憶にないぐらい叫んでました。

24.君の街まで

このタイトルを見るとアジカンを思い出してしまうのは世代とロック好きの宿命。最後にみんなで歌う、という選び方はイメージになかったというか、はえーーそんなこと言ってくださるんですか…と感謝というかジーンとしてしまった。
歌う前にマイクで「一緒に歌ってください」と元気な声ではなく、優しく言ってくれたゆかりさんの気持ち、トーンがそのままこの曲に繋がっててジーンとしながら大合唱しました。

しんみりとした終わり方って言うと悪く聞こえるかもしれないけどそういう意味ではなくて、余韻を残しながらじわっと終わるのが凄くグッときた。仕事の帰り道とか(俺テレワークだから存在しないけど)、なにかの終わりと意識して改めて聴くと涙腺に来る。

ライブから帰ってまたみんな日常へ戻って、それでもただ戻るんじゃなくて大切なものを受け取って、元気に日常を過ごすんだと。ほんで幕間の映像がこの曲の歌詞へ帰結していくことに遅れながら気付いて。色んな感情が押し寄せながらの合唱は、深く深く心に刻まれました。

その他

・ワイパー曲が結構あったり、コールや口上を液晶に出してくれたり、オーディエンスが参加していくことを歓迎するような演出がすごく嬉しかった。
その上でMCで話されていた「昔のアイドルが好きだから、こういうのはすごく楽しい」という言葉がなによりのプレゼントだと思う。

ゆかりさんのアイドル観の根底には松田聖子さんが居ると昔どこかでおっしゃってたし、当時のアイドルは親衛隊と呼ばれる合いの手、今で言うコールを行っていた。だからこそ我々の声がゆかりさんのステージに楽しさをもたらせるのであれば、それはなんと光栄なことであろうか。

・途中に衣装で全体が白、パニエが赤という服があったんだけど、天才かよ!ってなった。振り付けでスカートがふわりと浮かぶ度に、強烈な赤色が視界で踊る様は、まさしく姫であり、ステージを鮮やかに舞っていた。衣装可愛いの多くて、記憶に残り切ってないのが辛い。

・男爵が上手い、とにかく上手い。変態的なリズムも、スラップもカッティングも全部上手い。あとメリーさんが曲によってはキーボードやっててびっくり。

・今回、2公演目になるんだけど俺が参加するのは初めてで、だからこそあらゆる事前情報を入れないように努力しながらこの公演に臨んだ。だからこそ1曲1曲に驚きや、考えることが多くて、でも考える余裕が無いほどステージも音も素敵で、脳がスパークした結果絞り出してもこれだけの言葉しか出てこない。

俺は夢中になればなるほど記憶が残らないタイプなんだけど、過去トップクラスに記憶が薄い、ただ感情が揺さぶられたことだけは強く焼き付いている。そんな中で少しでも忘れたくなくて、必死に絞り出して書き留めたのがここまでの感想です。

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セトリ、栃木からの変更点

以下が福岡公演のセトリです。赤太字は栃木からの変更部分、()の中は栃木のセトリです。

01.ワームホール・バスストップ
02.Play!
03.爪先立ちのシンデレラ
04.Vanilla Lover
05.あれもこれもFlexibility
アコステ
06..好き…でもリベンジ(だって×2ウキウキ)
07.ひとりあやとり(涙のループ)
08.Cursed Lily(君をつれて)

アコステ終わり
09.QT Two-Face
10.ちょっとだけワルイコ(Catch me Cats me)
11.Sweet Trap(Umbrella Sign)

12.2つの言葉
13.Luminous Party
14.キネマ
15.可愛いは誰のせい?
16.恋はBoon Boon Boon
17.恋をした
18.Wonder habit
19.涙のち晴れマーク
20.ケセラセラ
21.カーテンコールの向こうへ
アンコール
22.しあわせCode
23.好きしかありえない
24.君の街まで

今回の曲も最高だったんだけど、栃木のアコステ3曲も超好きな上にレアだし全然予想できてない曲なんですが!?!?!?!という気持ち。これからどんな曲が出てくるのか、自分が参加出来る公演にはどんな曲がくるのか、今から楽しみで仕方ない・・・

不意打ちで来る「君をつれて」なんて大号泣した人多いんじゃなかろうか。僕は多分涙のループでも泣いてしまいそうだけど。

QT Two-faceのあとの曲も結構違いますねえ。栃木はかわいいゆかりんが続く感じ、そこから2つの言葉でガラッと変わるのかな。今回のセトリはちょっとだけワルイコから徐々にかっこいいゆかりさんへシフトしていくような印象。これも超良かった。

一番心に残ったのはMCのときに

「天神に出かけたら王国民がいるかもと思ってツインテールしたけど遭遇しなかった」

という話で、かわいーーーというのはもちろんなんですが、それ以上に王国民へのアクションが強まっているというか、一緒にライブを作るんだみたいな方向性がずっと続いているのが嬉しかったりします。
ファンを避けたりバレないようにという話はよく聞くけど、バレるように髪型セットするなんてなかなか聞けないし、この記事で何度か言及しているインタビュー内でも

ライブではお客さんもミュージカルの一員みたいな気持ちで参加してほしい。「群衆1」として。ダンサーちゃんのサビの振付も簡単にしようと思っているので、ぜひ参加してもらえたら。お客さんをなんとかステージに上げることはできないかって相談したんですけど、言ってもそんなにステージは広くないから難しいみたいで。

──ピンクの法被を羽織った王国民(田村ゆかりファンの呼称)がステージに?

はい。ちょっと観たかったんですけどね。

という会話がある。ほんでダンスではないけど、生け贄という形でライブ中にステージへ上がる(上げられる)、という行為自体は既に行われているわけで。

コールされるのが楽しいって言ってもらえたり、一緒に歌って欲しいって曲の設計から盛り込んでくれたり、コールの文面をステージ上に映してくれたり、良い意味で王国民を「舞台装置」として信頼してくれているのかな、と思った。

この考えはプロレスにハマっていく中で自分の中に落とし込まれたところがあって。

プロレスというのはブーイングや名前のコールだったり手拍子だったり、観客が積極的に盛り上げていくことでより素敵な試合になっていく。どんどん前のめりで楽しむ姿勢、それを発散することが結構大事だなーと思うようになったのが大きい変化だったんですよね。
というのも長らくサッカー界にいたので、サッカー観戦とゆかりさんのライブ以外はほとんどイベントって行って無くて。広島で見た新日本プロレスと後楽園ホールで見た新日本プロレス、同じ団体なのに観客のリアクション速度、大きさ、ノリ、全てが違うなと肌で思い知ったのが経験として刻まれてます。

そんな感覚を持った上で改めて参加してみて、ゆかりさんはそれを楽しんでくれてるし、全力で乗っかれる空気を作ってくれる。

その一方で絶対に強要はしないし、それぞれの楽しみ方を持ってねって言ってくれるし、初めて来た人への気遣いも忘れないし、本当にどこまでこの姫は優しいんだろうと思う。その優しさに惹かれるからこそ、これだけの濃密な空間と時間を一体になって作れるんだな・・・

そんなことを考えながらライブ終わり、一人居酒屋で飲んでました。

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おまけ 居酒屋が良かった話

飲んだ後歩くのがそこまで好きじゃないので、天神付近ではなくホテルのある博多近辺で飲みたいなーと思っていて徒歩1分で見付けたのがこのお店。

備長吉兆や 博多駅前店(公式ページリンク載せます)

調べたら九州に3店舗、東海に10店舗ちょいかな?ローカルチェーンってやつですかね。

内装とか雰囲気は全然チェーン店っぽくなく、良い意味で大衆居酒屋感があって凄く良かったです。あとコスパがいい!がっつり飲み食べしたけど5000円ぐらい。

4杯飲んで15本ぐらい串食べてサイドメニュー3つぐらい頼んでこれですからね。安い!

あと喫煙者的には店内喫煙OKなのが本当にありがたい。

霜降りササミ。プリプリかつ噛むと旨味が出てきて美味しい。ワサビがまた合うんだ。

にんにく。食べるしかない。同席者がいても俺はこういうの遠慮せず食べるタイプです。

ライブの余韻に浸りながら感想をスマホで書き起こししつつ、美味しく食べて飲む、タバコも吸える。
これほど幸せな時間はそうそうないっすよ・・・

ということで最高のライブでした。

私の次回参戦は8月の広島までお預けなので、のんびり待ちたいと思います。たくさん行きたいけど仕事や他の趣味や金銭面的に難しいからね・・・

自分が楽しめる、生活が壊れないペースでゆかりさんを応援し続けられたら良いなって。