DFMが初勝利を挙げた今、SSeeS選手の話をさせてくれ

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Detonation Focus Meがついに成し遂げました。

去年のパシフィックリーグを全敗で終えてしまったDFMが、ついに初勝利!

しかも相手は強豪of強豪のT1だったわけで、マジで超絶偉業です。

CRから選手が一気に加入し、良くも悪くも注目されたDFM。

JoxJoの所属先が一年無くなってしまうと言うタイミングの悪さも含め、各所で話題になっていました。

迎えた2024シーズン最初の大会であるPacifick Kickoffでは勝利を挙げられず、初勝利を目指してStage 1へ望むこととなります。

そんな中ですが、実はKickoffからとある選手がロースターに名を連ねるようになったことが個人的に驚きとなったのです。それが今回語りたい「SSeeS」です。

 

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私はPUBGでゲームの競技シーンにハマった

ここからちょっとだけ私の話を。

私は2018年までとあるスポーツでプロを目指して働きながら頑張ってて、その生活が終わったのが2019年でした。

当時何をするかも全く決まってない中でゲームをするようになり、そこからゲームの競技シーンというものを知ります。

そしてハマったのが、当時最も勢いのあったPUBGの日本国内リーグ、PJS。

そこでゲームの熱さを知り、その後APEXの初代DTN(alelu,mukai,leia)で応援にハマるという流れでした。

だからこそ、初めてハマったタイトルで活躍していたSSeeSさんが今でも最前線に居る事がものすごくグッときちゃうんです。

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PUBGの競技シーンで無双

元々はBF出身のSSeeS。キャリアを始めたのはDetonation Gaming(現DFM)のBF部門。

なのでほぼほぼこのチーム一筋でキャリアを送っている、サッカーで言うワンクラブマンです。

BF部門がメンバーそのままにPUBG部門として活動することが決まり、SSeeSはここでメキメキと頭角を現します。

当時のDetonation Gaming Whiteという名前だったチームは国内でも屈指の強豪であり、

  • Machao
  • Melofovia
  • SSeeS
  • Gokuri

の4人はおそらく全員日本人メンバーとして歴代最強クラス。国際大会でもバリバリに結果を出して、日本のPUBGシーンを引っ張り続けた大黒柱でした。

中でもSSeeSさんは投票で日本代表に選ばれたり国際大会で最多キルを獲得したりと大暴れ。

Dep、SSeeS、Gabha、CiNVeという日本代表の名前を見て懐かしいと感じる人も少なくないはず。蛇足ですが、DepさんはOverwatch、PUBG、Valorantと活動した全てのタイトルで日本代表、あるいは代表としてリーグ参戦というこれまた偉業を成し遂げています。

当時のPUBG国内リーグであるPJSは、実況Ooodaさん解説Shakaさんという大物起用に加えサッポロビールやケンタッキー、Nashといった大型スポンサーも含め一気にプロゲーミングチームという存在を加速させた、歴史に残るようなリーグでした。

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PUBG部門全体でのVALO移籍

そんな中、DFMもVALORANTのリリースに伴い部門を設立。

今見ると豪勢なメンバーが集まっていたのです。

はい、TENNさんにmittiiiさんが居ますね、あと坊主頭のSTABAさんがいかつくてラップしそうで良い写真です。

ただなかなか目立つような結果が出せずという中で後に色んな意味でスターとなるTENNとmittiiiは移籍をします。

その後、満を持してPUBG部門がVALOへ移行することとなるのです。

当時は興奮と共にどこまで出来るんだ、というワクワクと不安がありましたね。

エイムの強さは全員知ってるつもりでは居ますが、と同時にバトロワの比にならないぐらいエイムゲー、かつエイムの種類も異なるVALORANTでどうなるんだろうか、という感じ。

VALO部門激動の流れ、そしてVARRELへの移籍

ただなかなか結果は出ず、いつの間にか色んな選手が入っては違う選手が出て、と流動的になっているしMelofoさんはコーチになっているしMachaoさんはPUBGMobileのコーチになっているし、という不思議な感じに。

この辺りでPepperさんやSuggestさん、barceさんなど有力選手を取って何とかしようという動きが進んでいきます。

そんな中、急に日本から「VCT 2023 PACIFIC LEAGUE」への参戦がZETAと共に決まり、メンバーをより強化する流れが。そしてここでSSeeS選手はDFMからVARRELへ移籍し選手活動を続ける事に。

この時期のVARRELも今ほど結果が出ていたわけではなく、なかなか苦しい選手生活を続けるSSeeSさん。

いつの間にかDFMへ復帰、ロースターを支える

で、VARRELからの脱退発表がありました。

ここからが怖い話なんですが、一切加入のリリースがないまま6人目のメンバーとしてDFMへいつの間にか復帰していたんです。

ただこのとき、インターナショナルリーグでは必ず6人の登録が必要、ただロースターは5人で基本固まるため試合に出れない前提の立ち位置を受け入れてくれる6人目が必要という難しいチーム構築が必要だったんですよね。

これをZETAでいえばbarceさんが担当していました。Jupiter時代からのチーム愛でという部分もあるんじゃないか、という意味でSSeeSさんも同じ立ち位置なんだろうなと。

かといって誰かが体調不良になれば実際に試合に出るわけで準備は怠っちゃいけない、というとても大変な状態だと思います。

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2024、まさかのロースター入り

それがびっくり、2024シーズンに入ってまさかのロースター入りです。

しかも試合を見てなおびっくり、ふつーに強い、上手い。もうこの時点でめっちゃ応援しちゃうわけです。2019年に別ゲームで見ていたスターが何年も大変な時期を乗り越えて世界と戦っている。こんなん熱くならない訳がない。

そしてCR勢を加えてからフィットする時間も確保でき、満を持して挑んだのが今日。

そうです、VCT Pacific Stage 1だったんです。

初戦の相手はT1、ぶっちゃけ優勝候補の一つと言えるほどの強豪。

しかもOW民としていうならば、carpeにsayaplayerとOWのレジェンドが居るわけです。OW界のエイムのえげつなさはVALO界でも響き渡っている。

そんなスーパーレジェンド有する世界の強豪に、PJSのスターが真っ向勝負して勝っちゃう。泣きました。叫びました。嫁に心配されました。それぐらい嬉しかった。

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DFMはここから第2章が始まる

かつて世界で1勝すればキャスターも観客もみんな泣いて喜んだ日本リージョン。

でもZETAがレイキャビクで魅せたように、1勝は到達したい場所でもありながら始まりだと信じてます。

その中に、昔からスターだと思っていた選手が今なお輝いて最前線で戦い続けている、こんなに素敵なことはない。願うなら1試合でも多く、DFMが世界と戦い、そして心を揺さぶる姿を見せてほしい。

SSeeSさんは2015年のBF部門加入からなんと9年、PUBGでも世界と戦い分厚い壁も勝つ嬉しさも知っている彼が、きっとDFMを支えて引っ張ってくれる、そう信じています。

ちなみにSSeeSさんは現在28歳とベテランの域に達しています、そりゃそうだ9年間もずっと選手だもの。ちなみに学年で言えばZETAのLazさんと同学年ですね。

でも大丈夫、Pacifickには大ベテランかつ個人的推しのJessieVash選手がいます(Team Secret所属)

イケメンナイスガイの彼はなんとびっくり34歳、だけど反応速度とか全然速いしまだまだ世界で戦えるプレイヤーだと思ってます、つまりLazさんもSSeeSさんもあと6年ぐらいは戦ってくれる!

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