趣味ブログを運営してもうすぐ丸4年を迎えます。
その中で、いろいろ試行錯誤もしたし、モチベーションの上下もありました。
毎日100PV取る記事をかけたこともあれば、今まさに記事を書いてる時期がそうなんですが超低迷していることもあります。
そんな中で、趣味ブログを続けるコツというか意思表示をかつてしました。
この趣味ブログを、あらゆるレビューのアーカイブにしたい!という野望の話。
とはいえブログを運営するからにはPVを伸ばしたいと思うし、収益だってほしいと思っちゃうわけで。
そんな中で、僕がたどり着いた一つの答えとして
「月10PV取る記事をひたすら書く」
という目標を立てることにしました。
この記事では
・この目標に至った経緯
・なぜこの目標が自分にとって最適かという理由
という点を書いてみたいと思います。趣味ブログで悩める人の助けになれれば幸いです。
目標に至った経緯
まずはその結論に至った経緯から簡単に。
身の上話だと思って飛ばさないでください、この経緯が結構大事なんです。
狙ってないのにトレンドブログみたいになってしまった
そもそも僕は、コツコツ記事を重ねる趣味ブログをイメージしていました。
ですが、とあるジャンルのヒットで月間25000PVまでブログが伸びました。
それが「パチスロ ディスクアップ」という機種です。
こいつの記事が検索上位に来た上に、話題性の高い機種だったのでPVをゴリゴリ稼げました。
当時の俺は、
「コツコツ打ち方講座とか、実戦データとか書いてきて良かったー、これから更にブログを育てるぞ!」
って意気込んでたわけです。
けどこれ、努力が積み重なって出た成果ではなくて、ただ旬な話題に乗れたからだったと気付いたのはずいぶん後でした。
旬な話題でPVを取ることの脆弱性
凄く簡単に言うと、ディスクアップは当時パチスロ界で超話題だったんです。
なので「ディスクアップ」というキーワード自体の検索ボリュームが凄かった。
それにあやかることが出来ていただけ、というのを認識できずに
これを続ければいいんだ!!
と勘違いしてしまったのが本当に良くなかった。
結果、ディスクアップという機種の旬は去ってしまい、PVはみるみる低下。
けれど検索ボリュームの低下という原因が分かっていない俺は
「検索順位下がってないのにな」とかうんうん悩んでました。
自分がロングテール記事、細く長く続くと思って書いた記事でしたが実際はトレンド記事に近い属性だったと言うことです。
そもそもの認識が間違っているので、その後の反省も間違え続けます。
結果的に、月間PVが6000程度まで落ち込みました。これは間違い続けてしまった結果だと思ってます。
コツコツ積み上げる記事を書きたい
で、そうなってくるととにかく一番最初に考えるのが
「この題材は長く読まれるか?長く検索されるか?」
ということ。
もちろん書きたいことがあるのに、旬が過ぎたら読まれないから書かない!ということはしません。
ですが、これはトレンド的な記事なのか、中期的な記事なのか、長期的な記事なのか。
そういった区分を自分なりに考えておくことが大事。
その上で、長期的な記事をコツコツ積んでいきたいなと。
それが月々のPVを少しずつ底上げしてくれたら楽しいなあって思うようになりました。
実際に安定して読んでもらっている記事の例
で、実際にずーっとちょっとずつ読んでもらえている記事の例。
これはもう26年も前に発売されたゲーム、それもPC用という滅茶苦茶ニッチなもの。
そんなニッチなゲームのレビューだが、これが月60PV前後を常に集めている。
そしてこちら。
【ゲームレビュー】スマホアプリ版「クッキークリッカー」【まだクッキー焼いてないの?】
こちらは数年前にリリースされたアプリ。
こちらのレビューも安定して月90PV以上になっていたりする。
ゲームレビューとは古くとも新しくとも読まれる。
そしてビッグタイトルはみんな書いているがそこまで有名では無いゲームなら検索でも上位を取れる。
つまり、月に数十人しか検索しないようなゲームだが見てくれる人は居る。
こういった記事をどんどん書いていきたいなと思っている。
またちょっと違う例では、
NHK BSプレミアムで放送された「魔改造の夜」が滅茶苦茶面白かったから紹介する
こちら。
この記事は、魔改造の夜という番組の初回を見た感想文。
もちろん放映当初はよく読んでもらえていたが、それ以降は沈黙。
と思いきや、第二回、第三回と次の回が放送される度にこの記事はPVを集める。
トレンド的な記事ではあるが、トレンドが繰り返しているのだ。
最近で言えばOverwatch2がリリースされ、2からプレイしている初心者の方も多い。
そこで、Overwatch初代時代に書いていた初心者向け記事がゴリゴリと伸びてきている。
これもまた、トレンドが巡った例と言えるかもしれない。
「月10PV」という目標のメリット
では、この低い目標を立てるメリットとは何か、というお話。
ちなみにどれぐらい低いかというと、
「月30PV以下の記事は低品質なので削除しましょう!」
とかブログ講座に書かれるぐらい。うるせえ馬鹿。
①キーワード選定を頑張る必要がほぼ無い
キーワード選定、ブログにはつきものです。
けどこの目標ならばほぼ必要ありません。書きたいことを書けば良い。
一応書きたい題材の検索結果を見たりはしますが、それは
「どんなことを書くか、キーワードから探す」
のではなく、
「どんな検索をされてるか、をタイトルに反映させる」
ぐらいであって中身を変える事は無いです。だって月10PVで良いんだもの。
②回遊率につながる、はず
こういった記事に辿り着く人は、ちょっと変わっている人が多いです。
ということは、似たようなニッチな記事を読みたい!と思っている可能性が高い。
そこで内部リンクをしっかり整備して、興味を持ってくれそうな記事を紹介できればより楽しんでもらえるはず。
結果として、回遊率のアップに繋がります。これまじ大事。
③書きたいことを書く、という行為を優先できる
さっきも言ったように、検索のされ方を見ることはします。
じゃないと、読みたい人に辿り着いてもらえないから。これはお金のためと言うより、読みたい人のため。
だけど中身をキーワードで変える必要が無いので、書きたいことを書き続けられます。
元々俺は文章を書くのが好きですが、検索ボリュームや需要を意識するあまり、書きたいことを書きたいスタイルで書く、という楽しみがなくなりかけました。
続けるためにも、書きたいことは書くべきなのです。
④大手サイトと戦わなくていい
ニッチなキーワードは隙間産業、なんて言われるように大手サイトとの勝負を避けることが出来ます。
あるいは、ビッグキーワードでも複数単語で検索する場合、二つ目の単語がニッチであれば一気に検索順位が上がったり。
そんなニッチワード、狙って出せるもんじゃ有りません。だから書きたいことを書いて、大手サイトとの戦いを避けて、楽しくブログを書くのが一番だと思うのです。
ブログは楽しむもの、お金はあとからついてくる、かも
なんにせよ、ブログは楽しんで書かないとダメだと最近は思ってます。
お金を稼ぎたいなら絶対他のことをした方が時間効率が良いはず。だってどの大手メーカーもこぞって自社メディアとしてブログ的な記事量産サイトを構築しているから。
これはもう別記事に書くような話なんですが、あらゆるジャンルでその動きが起きています。
しかも彼らは金に物を言わせて、こたつライターに記事を量産させる。
結果として年間2000記事みたいなとんでもペースで更新します。そんなの勝てるわけ無かろうが。
だったら大手との勝負を避け、かつ自分が楽しく続けるのが一番だと思うのです。
その結果として、お小遣いがちょっとでももらえるかもね!とか、それぐらいの気持ちからはじめないとマジで心折れると思います。
でも俺は、個人ブログが好きなんです。書くのも読むのも。
執念とも言える愛を持って、大手には絶対に書けないニッチな愛に溢れる強烈な記事を沢山書きたいし読みたいのです。
だからみんな、楽しくブログを続けよう。
そのために立てるべき目標は、月10PVでいいのだ!という話しでした。
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