【レビュー】スマホアプリ「クッキークリッカー」には絶対手を出すな

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2013年、日本のインターネットはクッキーに埋め尽くされた。

全てはあの「ババア」の手による仕業だ。

 

 

 

そんな一世を風靡したあのゲームが、ついにスマホアプリになった。

なのに、周囲にプレイしている人間はほぼいない。

そこで今回はこのアプリを紹介し、皆を沼へ引きずり込もうと思う。

 

 

 

 

 

 

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クッキークリッカーとは

 

クッキークリッカーとはなんぞや。

簡単だ。

「クッキーを焼き、焼いたクッキーを元手に新たなクッキーを焼くだけ」

本当にただそれだけのゲームだ。

 

具体的なことを言えば、まずはタイトル通りにクリックすることで1枚のクッキーが生産される。

クッキーが溜まると、そのクッキーを元手に施設を買うことが出来る。

その施設は自動でクッキーを生産してくれるため、ねずみ算式にクッキーの生産量が増えるという仕組みだ。

 

施設は個性様々であり、

 

・自動でクリックしてくれるカーソル

・鉱脈からクッキーを掘り出す鉱山

・無からクッキーを生み出す謎の装置

・金をクッキーに変える逆錬金術

・クッキー星から輸送する宇宙船

 

と様々な方法がある。

 

ん?何を言っているのか分からない?クッキーを手に入れるためなら何だってするだろ。みんなそういうものじゃないか。

 

そして数ある施設の中でも圧倒的に存在感があるのが、ババアなのだ。

ババアはクッキーの象徴である。キャラクターとしてのルックスの個性だけではなく、このゲームの重要な要素である「ババアポカリプス」と呼ばれるこの世の終焉のような地獄への鍵となるババア。統合思念体へと変貌するババア。

 

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僕はアプリ版を待ち望んでいた

 

このゲームだけで記事一本かけるだけのとんでもないゲームなのだが、今回はアプリ版をおすすめする理由を書いていこうと思う。

 

スマートフォンとの相性が抜群

 

そもそもクッキークリッカーというのは放置ゲーの代表格だ。

時々、生産されたクッキーを元手に新たな施設を買い、またしばらく放置する。放置したらクッキーが溜まるから、それを元手に生産力を高めていく。数字が膨れ上がっていく放置系ゲームの元祖の一つと言って良い。

 

実際、量産されたこの類いのゲームは

「クリッカー系」

としてまとめられることが多い。

 

そしてこの放置系ゲームは、スマートフォンとの相性が良いのは、想像してみれば頷いて頂けるだろう。

パソコンでは自宅にいるときだけ起動、放置というのが定番だった。あるいは省エネモードにしながら付けっぱなしで外出する。

 

いずれにしても途中経過を確認することは出来ないし、確認する頻度は落ちてしまう。

 

ところがスマートフォンはどうだ。

アプリは時間経過と共に自動で生産量を計算してくれる。一度閉じても内部的には放置された状態なので、開きっぱなしじゃないのに開きっぱなしと同じ効果になる。施設の購入なんかはものの数分で終わるわけだから、年がら年中パソコン付けっぱなしのような状態でクッキーを生産する事が出来る。

 

そうするとどうなるか。

 

仕事の合間、通勤途中、寝る前、起きた直後。ゆりかごから墓場まで。生活のあらゆる隙間にクッキーは、そしてババアは侵入してくる。

日常がクッキーに侵され始めてからが、このゲームの本番なのだ。

 

実際に、私の一日はクッキークリッカーを開くところから始まる。

一晩でどれだけ生産できているか、どんな施設を買い足せるか。

 

仕事中もクッキーは頭から離れない。

いつ転生するべきか、ババアはどこまで進化しただろうか。

 

まるで子煩悩な親のごとく、クッキーのことを常に考える日常だ。

クッキーは、ババアは人を狂わせる。真理だ。

 

そしてもう一つ、このゲームに欠かせないクリック。

これをスマートフォンではタップで行うのだが、これがまたスマートフォンでよかったと思わされる点だ。

 

多くのスマートフォンは複数の指でタップしてもそれぞれを認識するシステムがある。

ということは、複数の指を使用して連打(連タップ)をすることで、マウスによる連打よりも早いクッキーの生産を実現できる。

 

自分の指が画面に触れる度にクッキーが増える。

その快感は、プレイして見なければきっと伝わらない。

 

私の現状の生産量

 

ちなみに今の私はこんな感じ。

 

 

 

 

 

毎秒236 垓(がい)枚のクッキーを生産している。

数字表記に直せば

毎秒236000000000000000000000枚。

 

これでもまだまだ精進が足りない方だ。

 

横に変な虫が居るが、普段は10匹いる。

この虫は10匹揃っていると内部的に6倍の生産量になるため、更に多くの枚数を毎秒焼いていることになる。

虫がクッキーの生産に欠かせないのは聖書にも載っている常識だ。新古今和歌集にも載ってたし、たぶんハンムラビ法典にも載っている。

 

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偽物が既に出ていた中、待望のリリース

 

実はこのアプリが出るより遙かに前から、似たようなアプリは出ていた。

題材もクッキーと、まさしく丸パクリと言っても差し支えないようなアプリばかりだ。

 

そういったアプリにも数度手を出したことがある。しかし、やはり本家は完成度が違った。なにか、何か物足りないのだ。

それは絶妙に施設の価格が上がっていく数値的なゲームバランスかもしれないし、ババアの存在かもしれない。いずれにせよ、本家がリリースされた今、それらをプレイする必要は無い。

 

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PCとの違い

 

ここからは以前にクッキー職人として活動していた人へ、簡単に違いを説明していく。

 

各施設ごとのミニゲームが無い

 

 

クッキークリッカーでは生産性向上の為に必須だった農場や寺院などのミニゲームが無くなっている。

農作物の交配は特に個人的に好きな要素だったため、再現して欲しいところだった。また、sugar lumpも同様にない。肉砂糖の塊によるブースとがないのは物足りない人がいる、かもしれない。

 

え?なんでクッキー焼くのに農作物の話が出るのかって?うるせえPC版もプレイしてくれ!

 

季節イベント、ドラゴンが無い

 

現時点では季節という概念を確認できなかった。サンタ関連のイベントがやりたかったなあと思っている。サンタを試験管から育てるのは楽しいもんな。

 

また、ドラゴン要素も無いようである。ドラゴンの育成も最早クッキークリッカーにおいては無くてはならないものである。

 

なに言ってるか分からない?

だからPC版をプレイしてみれば(ry

 

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アップデートに期待がかかる

 

ただ、こういった要素を諦めるのはまだ早い。

 

アップデートによる追加は十分可能性があると睨んでいる。そう考える理由は、アップデートの実績だ。

 

このゲーム、転生という機能がある。

 

今まで焼いたクッキーを全て天に捧げることで、Heavenly Cookieという特別なクッキーを得ることが出来る。

所持した枚数に応じて生産量(Cps.Cookie Per Second、一秒当たりのクッキー生産量)にブーストが掛かる。

100枚持っていれば初期の倍の生産量になるというバフ能力だ。

 

更にHeavenly Cookieを使用して次回のクッキー職人としての人生に役立つアイテムを買うことが出来る。購入しても倍率バフは下がらないため、どんどんやりたい放題になる。

 

焼いたクッキーを天に捧げるという行為は義務教育で習っているはずだ。それぐらい、呼吸をするかのごとく当たり前の行為。当然クッキークリッカーを語る上で欠かせないのだが、初期のバージョンにはこの機能が搭載されていなかった。これだけ重要な機能でも、アップデートに回したのである。

 

そんなプロセスがあったことを考えれば、今後更に機能が追加される可能性は十分にある。期待に胸を膨らませつつ、クッキー生産量も膨らませていこう。

いざいろんな追加要素が来たときに、元手がなかったら困るのはあなた自身なのだから。

 

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あなたも一緒に地獄へ

 

クッキークリッカーは地獄だ。

明確なゴールもなければ特筆すべきテクニックもアクションも無い。

そこにあるのは強迫概念にも似たクッキーを焼くという使命に駆られる心、そして数字が増加していく快感だ。

 

元々、人間は数字を積み重ねることが好きだ。

ポケモンもドラクエも、みんなコツコツレベリングに取り組んでいたではないか。

 

皆様も是非、この地獄へ共に落ちて欲しい。

終わりがなく抜け出せない、クッキーの沼へ。

 

 

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