スロットレビュー「クランキーセレブレーション」私がノーマル沼に引き込まれた理由とは。

 

 

以前、こんな記事を書いた。

 

 
 

この記事をまずは読んで欲しい。その上で今回の記事を読んでいただければ幸いだ。

今回書く題材は、「クランキーセレブレーション(以下、クラセレ)」である。

筆者をノーマルタイプ好きにした張本人であり、その後の人生に大きな影響を与えたと言っても過言では無い。

そんな思い入れのある台をご紹介したいと思う。

 

 

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スペック紹介

 

クラセレの簡単なスペックを紹介したいのだが、この台の高設定の話をするか迷う。ほぼ見かけないからだ。

都内のような人口が多い地域にある優良店ならば打てるのかもしれないが、それ以外の大半の人はクラセレは1だと分かったうえで打っていると思う。なのでここでは設定1に特化して紹介したい。

この台は「設定1でも101%」というのが大きなセールスポイントだった。今でこそディスクアップ、スナイパイ、ロックマン、ひぐらしと103%越えの機種が多く出ているが、当時は101%というのが大きなインパクトを持っていた、と思う。

しかも上記したようなART、RTなどもない完全ボーナスのみタイプ。5号機ながら獲得枚数はBIG250枚、REG103枚と抑えめになっている。

それでも101%ある、と言うことはボーナスがすこぶる軽いと言うことだ。実際、設定1のボーナス合算は1/135とべらぼうに軽い。サクサク当たる。つまり遊びやすい。

実は細かい話をすると、このBIGは正確にはビッグボーナスではなくジャグラーやハナハナでいうREGなんです。二種BBというもの。ボーナス中の滑りコマ数に制限がかかっていたりします。

 

ということで、サクサク当たって甘いリーチ目マシン、ということでいいんじゃないかな。

 

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とにかくリーチ目が見れる

 

枚数が少ない分軽い、しかも甘いということはバンバン当たるわけで。

だからリーチ目がボコボコ出てくる。これがノーマルタイプの面白さにハマれた理由なのかもしれぬ。

筆者の周囲のスロッターに訊くと多くの人は「ジャグラー以外だと打ってもHANABIぐらい」という人が多い。最近はディスクアップなら、という人も居るだろう。

だがこれらの機種はボーナスが重い。よってそこまでサクサク楽しめる、とまでは筆者は思えず。

 

だからこそ初心者の人には是非このクラセレを打って欲しいなあと思うのだ。小役が外れる楽しみ、滑りから絞り込む楽しみ、というのを程よく当てながら楽しむことが出来る。

そしてリーチ目に対する基本的な考え方もこの台から学んだ気がする。

何か小役を引いていないと止まらない出目や滑り。条件付き確定目。1確、2確、最終停止での逆転。

ノーマルタイプがいかに面白いかを知ったこの台との出会いは、まさしく人生をねじ曲げたのだ。

 

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演出の少なさとボーナスの軽さ

 

この台にはほとんど演出が無い。あるのはごくたまにつくサイドランプの小役以上確定と、BB消化時に二連続ビタ押し成功で突入する小役告知モードだけだ。

この演出モードはチェリー完全告知、スイカ完全告知、両方完全告知の3パターンがありランダムに選ばれる。

演出はたったこれだけ。

この演出から筆者はどこをどう押したら面白いか、と考えることを学んだ。

基本的に何も言わない台が我々に伝えてくれる情報は、滑りコマ数のみ。何コマ滑ったかを見て頭をフル回転させ、次の押しどころを考える。そんなリールで楽しむという快感を教えてくれたのがこのクラセレである。

 

それが成り立ったのは、破格のボーナス確率がなせるものだったのかも知れない。

クラセレの売りは、設定1でも101%というのが有名だが個人的にはボーナスの軽さこそが一番の魅力だと思う。

リーチ目台というのは、あたるからこそリーチ目を知ることが出来る。特にリーチ目台に初めて触れるようなライトユーザーは特にそうだろう。

演出もなく静かに打ち続けるタイプの台でも退屈せずに淡々と打てるのはボーナスが軽く、毎ゲーム期待できるからだと思っている。

設定1でも1/135という軽さは衝撃だった。とにかく当たる。甘いのもよく分かる。

 

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最初の2回に秘密があるよ

 

これは台の上部にこっそりと書いてある文面です。

この台、先ほども書いたようにただ一つ搭載されている演出が、サイドランプによる小役告知です。

これは通常時たまーにつくんですが、それ以外にも付くときがあります、むしろそれがメインと言ってもいい。

ボーナス間500Gはまり、またはBIGボーナスの消化時に最初の2回で枚数調整2回を終わらせることです。それが上のパネルの文面に隠されていたヒントだったという。この条件によって突入する告知モードでは、必ずその小役を引いたときにランプが光ります。つまりは光るごとに小役orボーナスなわけです。で、それがチェリーなのか、スイカなのか、はたまた両方なのか、それは運次第です。

通常時に付くとボチボチ熱いんですが、個人的には必ず告知されるモードの話をしたくて。

これがねー、モードごとの楽しみ方を見つけるとまた新鮮な気持ちで打てるんですよね。

 

まずチェリー告知モード。これはあんまり楽しくない。左リールで決着がついてしまうのでドキドキが1リールで終わるんですよね。かといってこの台は変則押しがそこまで面白いとも思えなかった。このモードのときは普段狙えない赤7付近を狙うぐらいかなあ。あとはこんなところを押してみたり。

 

 

これ、間違いなくチェリーをこぼす場所なんです。で、左リール。めっちゃ偉そうでしょ?

でも全然外れでも止まるんですよ。これがすげえなと思って。

ただし、スナスはさすがにOKでした。そんな写真。

 

で、スイカ告知モード。こいつが個人的には好きです。

打ち方はシンプルにチェリーだけフォローして適当順押し。いろんなリーチ目が出ます。目も疲れないし消化も速いし楽しいし、いいところが多い。そしてランプがつけばスイカorなので4回に1回ほどで当たる。あちいんですよ。

左リールでスイカ否定させても良し。ギリギリまで分からないところを押しても良し。スイカってわかっているからこそ、どこを押すかという楽しみがあります。

 

ちなみにランプ点灯時、ごくまれにベルがそろうことがあります。こいつはベル重複ボーナス確定です。というかランプが付かないと気が付かないよね。

 

最後にチェリースイカ告知モード。もう全部適当押し。入ってるのか?リーチ目なのか?って首をかしげながらひたすらフリー打ちして堪能するモードです。楽しい。

 

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持ってる写真で語る

 

ということでGoogle Photoからクラセレの画像を探してみた。

 

 

 

すごーく王道みたいなリーチ目。

この台の基本的な打ち方は、鳥上段狙いです。HANABIとかバーサスとかと同じですね。で、こんな感じで外れたら当たると。

ただHANABIやバーサスと違うのは、右リール上段がボーナス柄じゃなかったら外れてもダメという点。

中リール中段が7の時は当たってないんです、ちょっとメンドクサイ。

 

 

つまり、これは当たりなんです。7が上段だから。

はさんだときにこの出目だと割と失望するんですが、そこから逆転ぽい気持ちになってうれしい当たり方ですね。

こういうところは確かに面倒なんですが、だからこそ面白いと思っています。ノーマルタイプは面倒を楽しむものさ。

 

スイカがずれたらそれだけで当たり。びっくりする2確。これが見たいが為に鳥上段狙いしていると思ってます。

これは理屈じゃないんですよ。ずれたらいいんです。

この感覚でバーサスとか打ってびっくりするまでがセットです。

 

 

あとこの機種の鉄板、スイカ7スイカ。スナス。

これもねーー、気持ちいいよね。

あとこの青7なんですけど、上段に押せてて2コマ滑って下段まで来た場合はレアベルorスイカorなんですよ。

たまーにすべって来たときが灼熱。目押しミスで中段に押しててがっかりすることも多々。

 

 

これは鳥を中段から下に押してます。鳥上のチェリーを枠内で押す形ですね。

青7狙いでも同様ですが、チェリー落とし時のスイカ平行テンパイはスイカorボーナスになります。外れりゃ当たりです。

大体こういうときって右リールが大きく滑るので熱いなって出目を見る前に分かったりします。楽しい!!

 

 

これ、スナスよりも好きな当たり方です。

スイカが3つ枠内にいる当たり方が綺麗で好きなんですよね。

 

 

チェリー告知モードでしか狙い赤7付近。これがハサミでスイカorなのかはわかりませんが、下段まで滑った時点であたりだと確信しました。

チェリー告知モードは好きではないのですが、こういう普段狙えないところを狙うのが楽しいですね。

 

 

ベルBの出現場所、ベスベ。からの小役ノーテン。気持ちいいいいい。

 

 

青7上段からはスイカ下段テンパイであたり。正確にはチェリーこぼしor。はさみだと2確でびっくり、順押しだと逆転でびっくり。青7上段からスイカはないのでテキトー順押しを楽しむべし。

 

 

青中段は小役外れ。シンプルでよろしい。スイカを否定してくれるのも楽しい。小役を絞る楽しみはこの台に学びました。

 

というようにどこを押しても楽しい機種なんですよね。

 

 

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リーチ目の出るタイミングが秀逸

 

個人的に一番推したいのはここです。

 

この台は第一停止、第二停止、第三停止それぞれにリーチ目が出ます。1確、2確、最後の逆転と全部そろっているのです。これがね、いいんですよ。

なにがいいって希望を捨てるリールが無いんです。こっから当たるのか?ってところでもあたります。

1確は単純にびっくり。左リール鳥下段の中段チェリーのやつ。ビビる。

2確はいろいろ。小役外れのノーテン、スイカずれ、そろわないスイカテンパイ、ゲチェナ、青テン・・・

そして小役がテンパイしていなくても第3停止で逆転することもあります。めったに外れない小役も外れます。

 

めったに外れないベルが外れた上にREGを否定した瞬間。

 

とまあそんな感じで全リールに意味がある、そんな台でした。

スイカorの出目じゃなくても滑りしだいでスイカorに昇格したりとリールを見る目も鍛えられたし、それぞれ押し場所の法則を考えるというリーチ目の基礎も学んだ、ノーマルタイプの教科書みたいな台だったと思っています。

 

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撤去まであと半年

 

この台の撤去はたぶん、今年いっぱいなんですよね。ということはだいたい半年ぐらいしか打てない。

たぶんホールには設定1しかないです。大丈夫、大怪我しないスペックなので楽しく遊べます。

まだ打ったことない人は是非打ってみてほしい。めちゃくちゃ楽しいから。