映画『バイオハザード』の最新作をネタバレ無し評価!「そこを歩くという恐怖」を味わえ!

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はい、見てきたぜ!

映画の題名が長すぎて記事のタイトルに入れることが出来なかったぜ。

 

最新作バイオ、良かったんじゃ無いっすかね。

ただ世間からはものすごい勢いで酷評されてしまったらしく。

その理由も分からなくは無いんだよなあと言う感想でもあります。

 

ということで、まずはネタバレ無しで皆様にお勧めしたいと思います。

と同時になぜ世間で酷評されているか、自分はどこに満足したのかという点も含めて書いていきたいので是非お付き合いくださいませ。

 

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概要

 

映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

 


© 2021 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

 

予告編の映像も2本Youtubeに上がっています。

 

予告1

 

予告2

 

他にも公式チャンネルには関連動画やショート予告含め沢山あるので、見に行くと面白いかもよ。

 

ということで、ついに公開されました、映画バイオハザードの最新作。

「シリーズ最新作にして、原点」という言葉を売りにしているんだけれども、これは先に展開されていた映画シリーズがあまりにもアクションに寄ったからです。

スカッとするアクションみたいになっちゃったからね、あれはあれで人気があるんだけれども今回は原点たるホラーへ立ち返ろう、という事でございます。

なのでストーリーとしても全部リセット、完全に新しく始まる映画バイオシリーズと言って良いでしょう。

 

出演陣、監督

 

あんまり俳優には詳しくないですが、出演陣を一通りおさらい。

 

  クリス→ロビー・アメル
  クレア→カヤ・スコデラリオ
   ジル→ハナ・ジョン=カーメン
ウェスカー→トム・ホッパー
  レオン→アヴァン・ジョーギア

 

ごめん!誰も知らねえ!マジかよ!!

 

そして監督はヨハネス・ロバーツ。海底47mの監督さんらしいんですがごめん!見てない!

 

ということで、何の役にも立たないコーナーはここら辺まで。

ここからはネタバレを極力回避しつつ、魅力を紹介するぜ。と言いたいところなんだが、そうやってできあがったものが酷評の理由ともかなり密接なので、両面を紹介しようと思う。

 

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魅力と欠点を両方言っていくぞ

 

目指したのは原点

 

この映画が目指したのは、広言しているように原点。

バイオハザードの原点、それって何だという話っすね。

 

それはズバリ、

「そこを歩く、という恐怖」

この言葉に尽きるわけです。このフレーズは初代バイオのキャッチコピー。

 

この恐怖を、この映画は存分に感じさせてくれる。よって滅茶苦茶疲れる。

アメリカンホラーということもあり、バーンと驚かせてくるのはシンプルにビビります。

これが多少続くとどうなるか。

ビビるだけビビって何も無かった、みたいなシーンが出てくるんすよ。これがねー、すごくバイオらしい。

 

バイオってプレイしてるとマジで疲れるんですよ。

来るなよ、来るなよって願いながら歩いて、何も襲ってこなくて安心する。そんなシーンが結構あるんすよね。

それはつまり何かが起こってビビるんじゃ無くて、何かが起こりそうでビビるという恐怖。

 

これを、この映画は良く再現というか出してたなあと思います。

もうねー、うわー来るよ来るよって思わせるシーンが死ぬほど沢山あるんですよ。それがすごく原点という言葉を感じさせてくれた、良かったです。

 

ただまあ逆に言えば一辺倒と言えなくもない。疲れるし似たような展開が少なくないし・・・

ドッキリびっくりばっかり、という印象は正直否めないです。

 

見たことある光景に溢れすぎている

 

これは原作履修組が喜びそう、というか筆者が見ながらワクワクしてた点ですね。

とにかく見覚えのある光景まみれ。気合い入れてセット作ったんだろうなあって。

あとゲーム初代のあのシーンを完全再現してたり、いつ出てくるんだろうと思ってたあのクリーチャーが、みたいなシーンが沢山あります。

これはねー、もう極論これを見るだけでもチケット代元取れるでしょレベル。

というか後で詳しく書くけど、こういう楽しみ方が出来るのは筆者の特殊能力的なものかもしれない。

 

なので原作を知っている人は一見の価値あり、だと思ってます。はい。

 

とはいえねー、それがやりたいが為にストーリーが若干破綻しかけてしまってるんですよねえ。だから映画単体の作品としてみたときに、完成度が下がってしまってると思う。

光景が見れるという単体ピンポイントの満足度は高いんだけれども、それで全てオッケー!とはならないんだよなあ。

 

真っ向からゾンビ映画

 

割とみんなが思うゾンビ映画、そのど真ん中を突っ切ってるんじゃないかと思います。

ここ最近で流行ったゾンビものといえば、たぶん新感染だと思うんです。

でもこの映画のゾンビは超アグレッシブ、全力疾走でしたからね。

今回のバイオでは原作ほど遅くはないものの、しっかりトロトロゾンビなので。

 

良くも悪くも、ゾンビど真ん中なんじゃないかと思いながら見てました。そういう意味でも原点回帰なのかな。

 

 

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酷評されてるらしいな?

 

とこんな感じで滅茶苦茶楽しんでたんですが、どうやら世間の評判はダメダメなようで。

どうしたことかと軽く調べて見たら、まあ確かにこれは批判もされるだろうなあって観ながら思ってた部分が大体怒られてるそうですなあ。悲しい。

ということで、全部正直に書くのがモットーの筆者としては避けて通れぬ部分も触れていきます。

 

役の外観が変わりすぎ

 

まーこれはしょうがない。

特に変わったのはジルかなあ。

こちらが原作。たぶんリマスター版ですね。

対して、今回の実写版はこちら。

 

確かにこりゃ違いますな。

というものまあご時世、諸々の配慮が必要なわけです。レオンなんかもガラッと変わってましたので、完全再現してくれよ!って人には許せないポイントになるとは思います。

 

「展開が原作に忠実」かどうかは別問題

 

この映画を楽しみにしていた理由が実はもう一個あって。

プロデューサーが事前のインタビューに対して

「ゲームに忠実に制作した」

と発言していたという点があります。

 

といいつつ、実は筆者自身はそこまで完全再現を求めるタイプではなく。

大胆に改変を加えて酷評だった例として

・実写版ジョジョ
・実写版モンハン

あたりがありますが筆者はこの二つ大好物なんです。

なので別に綺麗に完全再現してくれ、と願っていたわけでは無く。

どう再現しながらどう折り合いを付けるんだろうなと楽しみにしていた感じ。

 

で、結果からいえばこれが世間からがっつり怒られちゃった理由になります。

原作をプレイしていたり実況動画やらで見てる人にとっては、まあ怒る理由も分かるなあと思わなくは無い。

ネタバレ回避なので細かくは言えませんが、結構改変してる部分もあるし、欲張って詰め込もうとしたなあというのも分かるし。

けど結果として綺麗に収まったわけじゃ無いとは確かに思います。うん。

だから多少の破綻というか、目をつぶって楽しむような心構えが大事かもしれません。

でも原作未履修なら全然ストーリー楽しめるだろうし、破綻してるってほどではないので問題なし!

むしろ原作好きな人の方が、「あれが違うコレが違う!」って怒ってる印象。

再現か改編かは善悪じゃ無くて、改編してても映画として楽しければOKだと思うし、個人的には映画としても楽しめたのでオススメって感じです。

 

なお個人的にトンデモ大改編で超面白かった映画は、ダントツでモータルコンバットです。

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なので、基本的には

「雰囲気や舞台は原作再現!中身は割と別物!」

って気持ちで観るのが良いと思います。

でも実写化映画ってだいたいそのスタンスが一番楽しめると思うんだよねえ。特に洋画。

日本での実写化はいかに完全再現するかに懸けてるけど、海外は割と下地にして何を作ろうかみたいな部分もあると思うんで。それは割り切って観た方が絶対楽しめます。

 

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まとめ!観て損は無い!完全再現は期待するな!

 

ということで、さくっとまとめちゃえば

・歩くだけでやだなーって思わされる「そこを歩く、という恐怖」がバイオらしい
・原作にあったシーンやセットが山ほど出てくる
・キャラの外観は諸々の配慮で変わっているが気にするな
・「ゲームを下地にした映画」という観点で見るべし

以上の事が把握出来ていれば、楽しめる映画だと思うんで是非見に行って欲しい。そして随所にあるびっくりポイントにビビって、原作再現ポイントでにやけて欲しいと思います!

世間の評判は良くないみたいですが、俺はマジで好き。観に行って良かったと思っているので観て欲しい。そんな映画です。

 

 

 

 

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