映画「アンチャーテッド」ネタバレ無しレビュー!「プレイする映画」の実写化は最高!

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ついに公開されましたよ、映画「アンチャーテッド」。

 

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一作品だけとはいえ、このシリーズをプレイした筆者。レビューも書いております。

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で、公開日に見てきました、レイトショーで。

見てきて感動して、そのまま今キーボードを叩いています。

なので今回は、ネタバレをなるべく回避してオススメする記事を書こうかと思っています。

読んでから見ても全然問題ないラインなので、まだ見てない人は是非読んで、見たい気持ちになってくれれば嬉しいです。

 

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概要

 

てことで、まずはこの映画の概要を。

 

原作はゲーム

 

原作になったのは、PSシリーズでリリースされているゲーム、「アンチャーテッドシリーズ」です。

「Un-Charted(地図にない)」がタイトルになっているように、未知の財宝を探す冒険活劇アクションアドベンチャーゲーム兼TPSです。

TPSも含まれるのは、このゲームの中で銃撃戦が割と多いからですね。

 

シリーズは正史4作品がPS3で3つ、PS4で1つ。

そこにPS Vitaで前日譚、4作目のDLCとしてスピンオフを含む全6作がシリーズとして展開されております。

 

このシリーズのコンセプトは「Playする映画」。

なのでゲームにありがちな体力ゲージ、マップ、装備等は一切表示されません。

これは実際のプレイ中のキャプチャ。

ということで没入感抜群のゲームとなっています。

なお筆者は4作目の「海賊王と最後の秘宝」しかプレイできていません。

PS4本体の中には過去3作が全部ダウンロードしてあるので、そのうちプレイしなくてはと思っています。

この映画に使われている設定やシーンも沢山ありそうですので。

 

映画の概要

 

そんな映画を実写化した本作品。

メインキャストはこんな感じ。

ネイサン・ドレイク – トム・ホランド(榎木淳弥)
主人公、今回はバーテンダーという設定も追加。

ビクター・“サリー”・サリバン – マーク・ウォールバーグ(森川智之)
サリーは原作より割と若め。あと原作よりがめつくなってる気がする。

サンティアゴ・モンカーダ – アントニオ・バンデラス(大塚明夫)
映画オリジナルの人物。宿敵みたいな立ち位置。ラテンの血を感じさせるハンサム冷酷マン。

クロエ・フレイザー – ソフィア・アリ(雨宮天)
原作にも出てきてるんだけど未プレイ作品な為知らず。動けるグッドウーマン、ちょっとラテンの血を感じる。

ジョー・ブラドック – タティ・ガブリエル(白石涼子)
モンカーダの雇っためちゃつよウーマン。サリーと過去にもやり合ってるらしい。見た目のインパクトも強いけど、キャラも立ってるしかっこよかった。

 

ごめんなさい、知ってる俳優さんがほとんど居ませんでした。

ただトムホランドめっちゃいいなあって思って調べたらスパイダーマンなんすね。僕そこらへんの映画見てないから全然知らなかった。

あとサリー役のマーク・ウォールバーグさんもチェックしてえなって思いました、良い筋肉してたぜ。

 

で、僕が見たのは字幕版なんだけれども吹き替えの声優さんがまた割と豪華だなあと思いました。

ただ原作の日本語声優とは違うみたいで、これはこれで見てみたいですねえ。白石涼子さんとかはコミケでCDを手渡し購入したこともあって割と好きです。ハヤテのイメージ満載ですが、あと明夫は言わずもがな、雨宮天さんも聴いてみたいなあと思いました。たぶん円盤買うんでその時の楽しみに取っておきます。

 

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簡単なあらすじ

 

ネイサン・ドレイク(通称:ネイト)は海洋冒険家フランシス・ドレイクの末裔だが、
幼い頃、唯一の肉親である兄のサムと生き別れ、今はNYでバーテンダーとして働いている。
ボトルを扱うその器用な手さばき、そして類まれなるスリの能力を見込まれ、
トレジャーハンターのサリーから50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされる。

アメリカ、ヨーロッパ、アジア、世界中を駆け巡り、
果たして二人は50億ドルの財宝を手に入れることができるのか?
そしてネイトは兄サムと再会できるのか?トレジャーハンターとしての冒険が始まる。

というのが公式のあらすじから抜粋したもの。

日本でアンチャーテッドというゲームがどれだけ有名かは分かりませんが、このシリーズを一言で言い表せば

「現代版インディジョーンズゲーム化!」

という感じです。ということはそれを映画化したら限りなく現代版インディジョーンズに近い何かが出来ますよね、という。

 

なので、細かいあらすじは気にしなくても良いと思います。

地図にない財宝(Un-Charted)を目指す冒険活劇!終わり!ってもんです。で、そのテンションで見るにふさわしい娯楽映画として素晴らしい完成度だったんじゃ無いかなあと思ってます。

 

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感想!うわあ!アンチャーテッドだあ!

 

もうね、これにつきます。

先にリンクを貼ったレビューでも書きましたが、個人的なアンチャーテッドの構成成分は

「謎解き、SASUKE、銃撃戦」

だったと思ってます。

で、この銃撃戦の部分をアクションに置き換えれば映画版アンチャーテッドが完成するぜ!みたいなのが真っ先な感想です。

 

カメラアングルが滅茶苦茶良かった

 

完全な素人意見ですが、この「うわあ!アンチャーテッドだあ!」って思った大きな理由がカメラアングルだと思ってます。

ネタバレ回避なので詳しくは言及できませんが、一番心打たれたのは終盤のとあるシーンです。

あのワンカットを見れただけでもチケット代十分ペイ出来たなあと泣きそうになるぐらいアンチャーテッドでした。

他にもゲームを彷彿とさせながら映画としても見応えのある画が凄く多かったと思う、マジで。

 

少なめながらもSASUKE要素あり

 

アンチャーテッドと言えばぶら下がり、そう思いませんか。

僕はむしろゲームではぶら下がりすぎだろうと思ってたぐらい。

映画版では分量が適量になりました。スリリング見応えあり、でもやっぱ見覚え有るんだよなあ!そんな感覚になったのは俺だけじゃ無いはず!

 

謎解き要素が最高

 

で、一番見てて楽しめたのはほどよい謎解き要素だったんじゃないかなあなんて。

これはねえ、ネタバレ回避するとなんにも言えないんだよなあ。

ただ映画らしいスケール、ゲームと違うテンポ、なのにしっかりアンチャーテッドを彷彿とさせる謎解きだったなって思います。

古典的冒険活劇のドキドキ感、壮大なスケール、しっかり良いとこ詰め合わせ。

これはもう何も知らないで見て欲しい。

 

 

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実写化映画として最高だった理由

 

ここからは、個人的に考えていることを。

ゲームやアニメを原作とした実写映画がここ最近また多くなってきていると思うんだが、その中でも個人的な好き嫌いが結構ある。

その持論をアンチャーテッドが最高だった理由と共にかるーく話していきたい。

 

完全再現、が良いとは限らない

 

原作を完全再現すればいい、というものでは無いと言うことを最近よく考えるようになった。

その典型的例で言えば、2022年版のバイオハザード実写版だと思う。

 

これに関してはネタバレ無しでレビューを書いてるので暇だったら読んでください。

 

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で、これを見てアンチャーテッドを見て、思ったんですよ。

「完全再現が良いとは限らないんだな」ってことを。

 

例えば、単純な再現度だけで言えばバイオハザードの方が上だと思うんです。

でも、アンチャーテッドはしっかりアンチャーテッドの実写化だったし、映画としての完成度は絶対バイオハザードより上だった。

となると何が違うのか。

 

絵として、光景として完全再現するのではなく。

その作品を構成する要素を絞って抜き出すことが大事なのでは無いかと思う。

 

何を取り入れて何を諦めるか

 

アンチャーテッドで言えば、そこまで絵面として再現してたイメージは強くない。

ネイトの設定だって変わってるし、サリバンは原作より遙かに若々しい。

でもアンチャーテッドだあ!ってなったのは抜粋した要素がクリティカルだったからだと思う。

それがここまでに書いた要素であり、画面に漂う空気感では無いかと。

 

だから割と具体的にどこがどう原作っぽかった!というのは案外挙げるのが難しいんですよ。

 

逆に言えば、細かく「ここが完全再現だった!」って言えるよりも、

「上手く言えないけどマジでアンチャーテッドなんだよな・・・」

って思うぐらいで良いんじゃないかと思ってます。展開だったり言い回しだったり空気だったり仕掛けだったり。

凄く簡単に言えば、原作にありそう!って思っちゃうものなんですよ全部。それはエッセンスの取り出し方が凄く上手だから。

「謎解き、SASUKE、銃撃戦」

で、そうやってエッセンスを抽出した上で完全再現にこだわらずに作る。

何にこだわるかと言えば映画としての完成度。

 

そのバランス感が凄く良かったのがこの作品だと思ってます。

 

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原作未プレイも既プレイも楽しめる、大衆映画として最高!

 

まあ長ったらしく色々語ってきましたが、結局言いたいのは

「原作やってても知らなくてもマジで楽しめる、大衆娯楽映画として最高の完成度」

ということです。そのうえで、プレイしてきた人には感動するほどにアンチャーテッドらしさが散りばめられた作品になってます。

 

ということで、見てくれよな!

 

 

 

 

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