エイムの考え方。フリック→マイクロフリックという二段階で考えてみる。

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今回はエイムトレーニングするとき、あるいは自分のプレイを向上させたいときに考えるべき、

「エイムという動作を二段階に分解する」

という提案をしてみようと思います。

これ、実際に自分がひたすらエイム練習をする中で、マジで大事だなと思ったのでメモとして、そして悩む人に共有したいと言うことで。

 

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エイムを二段階に分ける

 

今回紹介したいのは、最初にも書きましたが

「エイムを二段階に分ける」

ということです。

これがどういうことなのか、まずはそこから説明していきたいと思います。

 

動画を見ながら読んでくれ

 

ということで、この動画を見てから読んで欲しいのですが。

 

 

はい、VALORANTの100体撃破です。

 

1段階目、大雑把に合わせる→フリック

 

まず、エイムを大きく動かして大雑把な位置を合わせます。

 

ここにあるエイムを、

 

 

ここまで持ってくる段階ですね。

これがいわゆる「フリックエイム」のことだと解釈しています。

世間的にスーパープレイで取り上げられるフリックについては後述します。

 

二段階目、精密に細かく合わせる→マイクロフリック

 

で、ここから細かく合わせるのが二段階目です。

ここから、

 

ここまで合わせるという動作。

 

これは一段階目のフリックに比べて遙かに小さく細かい動作です。

これがいわゆる「マイクロフリック」と呼ばれる動きになります。

 

よく言われる「フリック撃ちについて」

 

で、一般的にフリック撃ちって言われて思い付くのは、こういうやつですよね。

 

https://twitter.com/onioni0314/status/1560223724691156993

 

これ、俺の中の解釈では

「一段階目のフリックだけで、二段階目をすっ飛ばして当てる」

という物だと解釈しています。

 

だから極端な話、下手な人でもたまーに出せます。たまたま一段階目でエイムが合えばいいから。

ただその発生率はエイムの精度に比例する、それは当たり前の話。だから上振れしたエイムは強く見えるんですよ。

 

 

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補足・ゲームや状況によって動作は変わる

 

ここで一つ補足しておきたいのが、必ずこの二段階を踏むわけでは無いと言うことです。

 

例えばAPEXなんかはこういったエイムが要求されることはほとんどありません。

一段階目の大雑把に合わせるエイム→トラッキング(追いエイム)

という流れになることがほとんどです。

あるいはショットガンなら一段階目を延々と繰り返す撃ち合いになると。

 

あとはVALORANTで言えば、プリエイムがしっかり出来ているときはマイクロフリックだけになったりします。

しっかりプリエイムで合わせてあるから、飛び出した距離分だけ合わせる、みたいなね。

というかプリエイムはそれを狙ってするものなんですが。

 

 

なのでゲームタイトルや状況によってどちらかが無くなったり、トラッキングエイムに置き換わったりするわけですが、基本的にゼロから的を狙って打つ場合はこの二段階に分けられると言うことです。

 

補足2・動いている的について

 

もう一つだけ補足を。

動いている的ってどうやって当てるんだよって昔思ってたんですが、同じ説明で理解できました。

大雑把なエイムで近くまで合わせて、マイクロフリックで動いている的に合わせるだけです。

 

ただし、止まっている的と違うのは

「マイクロフリックで合わせている間にも的は移動する」

ということ。なのでマイクロフリックをより早く行う必要があります。

合わせてる間に動いちゃうなら、それより早く合わせるわけです。これはこれだけで一記事書けるので軽い説明にとどめておきます。

 

 

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これをどう上達に繋げるのか

 

さて、これが分かった上で、じゃあどう上達に繋げようかという話になります。

 

①上達したいゲームのエイムを考える

 

さっきも言ったように、ゲームによってエイムの特性は変わります。

なので、まずはどんなエイムが要求されるのか考えましょう。

VALORANTのような精密Bot撃ちをAPEXのために一生懸命やっても効果は薄いです。

 

ちなみにですが、Overwatchの場合はこれがヒーロー毎に更に変わってきます。なので総合力が問われるゲームと言われるわけですね。

 

今回は最近よく弊ブログにも検索から来ていただけている

「VALORANT」を例として考えていきます。

VALOに必要なエイムは、先にも挙げたように二段階どちらも必要です。

それに加えるならば、プリエイムとクリアリングに必要な等速トラッキングエイム。

で、比率で言えば大雑把なフリックエイムよりもマイクロフリックの方が圧倒的に大事です。

理由はこちらにて詳しく説明しています。

 

VALORANT初心者に必要なエイム練習は2種類でいいということを解説する

 

もちろんフリックが要求される場面もあるのでそちらも練習することにしましょう。

 

②それぞれのエイムに適したメニューを探す

 

それが決まったら、次はメニュー選定です。

どんなメニューがいいか、探して試して絞り込んでいきましょう。

 

例えばVALORANTが強くなりたい、敵は追えるけど頭に当たらない、という人。

この場合に必要なのは、ずばりマイクロフリックです。指先エイムを鍛えなきゃってなるわけです。

そしたら例えば、こんなメニューはどうでしょうか。

 

 

逆に細かいエイムは得意なんだけど咄嗟に大きく動かすのが苦手な人は、そういうメニューをやれば良いということになります。

 

 

このメニューもそうですね。

 

 

これで、まずは自分に適したメニューを決めて上達効率を上げることが出来ます。

 

③エイム練習の中で意識すること

 

最後に、メニュー関係なくいつでも意識できる、練習の考え方について。

 

例えば、AIm Labのシックスショット、ありますよね。

それを使ってこんな動画を撮ってみました。

 

 

はい、上手く伝わるだろうか。

最初の10秒は、ゆっくり正確に合わせようというよくあるやり方。

それに対して後半の10秒は、全然違うやり方に変えています。

 

簡単に言えば、今回説明した二段階エイムのうち、一段階目をどれだけ正確に出来るか、早くできるかという練習。

その上でずれた分を正確に二段階目で合わせるというやり方です。

 

そして俺は、このやり方の方が絶対上手くなると思っています。

理由は、この動きの方が実戦的だからです。

かつ、動かしすぎなのか足りないのかのフィードバックが毎回入るため、より早く上達しやすい。

大事なのはなるべく近くに一発でエイムを持って行ける力です。それが極まれば、とんでもフリックショットが出るわけです。

もちろんそこまで到達するのは無理ですが、この

「第一段階エイムを早く、正確にする」

ということのメリットは甚大です。

 

他のゲームで言えば、APEXなら初弾からしっかり相手に当てられる、SGの当て勘が上がるようになります。

どのゲームでも結構大事なのが、先に弾を当てることです。

VALOのようにしっかり頭を狙うゲームでも、APEXのようにトラッキングで当て続けるゲームでも、一番最初のエイムを相手に合わせる動作が速く正確であれば、間違いなく有利を作れます。

 

ちなみにですが、これを強制的に早く撃たなきゃダメ!って形にすると、VALORANTの射撃訓練場メニューになるわけですね。消えるまでが早いから。その代わり、マイクロフリックの練習にはならないです。マイクロフリックで合わせ直す時間的猶予がないので。

 

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まとめ

 

・フリック→マイクロフリックという二段階の考え方。
・この二段階に分けるという考え方を知ること自体が大事

・自分はどっちが得意でどっちが苦手か、メニュー選定がしやすくなる
・第一段階のスピードと精度は超大事
・第一段階だけで当てるのが、いわゆるフリックショット
・この考え方が分かれば、エイム練習もやり方が変わってくる

 

以上です。これで絶対強くなれるから本当に大事にして欲しい。

そしてこの理論が正しいと証明するために、エイム練習とプレイを記録していきたいと思います。

凡人でも努力で上を目指せると言うことを、みんなで証明していきましょう。

 

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