世界最大のエイムコミュニティ、Voltaic。
数多くの超強力エイマー達が集って作られ、今も運営を続けるこのコミュニティにはノウハウからメニュー組立案まで数多くの財産があります。
「エイムに関する論文が沢山Discord上に保管されている」
「ゲームごとにオススメシナリオが数多く設定されている」
というだけでも本気度が伝わるのではないでしょうか。
そして他のエイムコミュニティと違い、基本的に誰でも参加出来るオープンコミュニティであるというのが個人的には非常にありがたいなあと思っているところです。他のエイムコミュニティはスコアをクリアしないとは入れない、みたいなコミュニティが多いんですよね。日本で言えば葵エイムなんかがそうかな。
つまり、エイムソフトを活用してこれから上手くなりたい!というプレイヤーにとっては実質Voltaicしかないんだけど、コンテンツの充実度で言えばズバ抜けてるので是非是非活用してほしいわけです。
そんなことを言いながら筆者もDiscサーバーに所属しているだけで全然コンテンツに触れていませんでした、が本気でエイムを磨いてOverwatchマスターに行きたい、ということで心機一転やってみようと思い立ったわけです。
その中で、「Voltaic x KovaaKs Benchmarks」というものをやろう、となりました。いわゆるベンチマークと呼ばれるやつですね。
これはおそらくVoltaicの中でも最も知名度のあるコンテンツなので、興味がある人も居るのでは無いかと。
ただやり方やスプレッドシートがどこにあるねん!と筆者はちょっと苦労したので、やり方をここにまとめておこうと思います。みんなもやってみてね。
Voltaic KovaaKs Benchmarksとは
超簡単に言えば
「Voltaicが決めたKovaakシナリオを利用してランクを振り分け、練習の励みとする」
という存在意義のものになります。AimLabとかにあるランクを、手動で集計して挑むみたいなもんですね。
ちなみに筆者がAimLabの新しいランクシステムに挑んだ記録はこちらです。
で、このベンチマークというのがシーズン制で定期的に変わるんですよね。
もちろん昔のものをやっても上手くなるし自分の実力を知れるんですが、せっかくなら最新のシーズンでやりたいぜ!ということで、そのやり方をまとめていこうと思います。
認定について
エイムの認定についてですが、一定以上のランクになると、コミュニティから公式に認定してもらうにはプレイの録画が必要になります。
自分の上達目安として活用するだけならスコアさえ記録していれば良いんですが、ちゃんと認定をもらうにはより正式な手段が必要となるので自分の付き合い方に応じて対応しましょう。
やり方
まずはサーバーに参加するのが一番良いと思います。いろんな情報も手に入れられるので。
Voltaicの本サーバーがこちら。
そして日本語サーバーがこちら。
エイム関連の論文やメニュー案などの情報量に関しては本サーバーが、また日本語でのコミュニケーションや相談がしやすく、ベンチマークも日本語でスタート出来るのが日本語サーバーなのでどちらも参加するのが一番だと思います。
参加したら、日本語サーバーの「#ランクガイド」というチャンネルにランク認定の具体的な手順が、「#リソース」というチャンネルに最新シーズンのスプレッドシートがあるのでこれらを使用していきます。
難易度について
実はこのベンチマークにも初級中級上級と3つの難易度があります。
これに関してはVoltaicより
ベンチマークは初級、中級、上級の3つのレベルがあります。
初めての方は初級をプレイしてください。
中級をプレイするのは初級でゴールドを獲得してから、上級をプレイするのは中級でマスターを獲得してからをお勧めします。
というアナウンスが出ているので素直に従いましょう。
Voltaicの凄いところは、それぞれのエイム力に応じた練習メニューやベンチマークなどが用意されているところです。ベンチマークを利用し自分の実力を測定することで、より自分に合った練習方法が見つかり上達速度が上がる、ということですね。ありがてえ。
シナリオをプレイする前の準備
ではシナリオをプレイする前にシートとプレイリストを用意しましょう。
シートだけ欲しいというせっかちさんのために、2024年2月現在の最新シーズンシートはこちらです。
元のシートは読み取り専用になっていますので、「コピーを作成」→「保存」で自分のファイルを作りましょう。
そうするとこういうシートが開けて、入力できるようになっています。
下の「Novice」が初級、「Intermediate」が中級、「Advanced」が上級に対応しています。
シートを触れるようになったら、Kovaakを起動して難易度に応じたプレイリストを検索しましょう。
プレイリストコードを貼り付ける場所はここ。
初級 – KovaaKsClearingPetulantScoutrifle
中級 – KovaaKsCrackingPrismaticPull
上級 – KovaaKsCrankingPulledGauntlet
このコードを貼り付けると、「オンラインプレイリスト」の一覧に追加されます。
こんな感じ。
このプレイリストに、先程のシート記入に必要なメニューが全て入っています。
これで準備はOK、あとは実際にやってみましょう。
※「Average Input」シートについて
このシートの中に「Average Input」というシートがありますが、基本的にノータッチで大丈夫です。
私も最初見たときは、10回プレイして平均値取るの!?とビビったのですがそんなことはなく。
このシートを使うのはKovaakをプレイすると自動でこのシートに書き込んでくれるツールを使う人だけのようです。導入が超大変そうなので私は触れてません、気になる方は調べてみてね。
あとはハイスコアを入力するだけ
ということで、準備が揃ったので筆者も実際にやってみました。
シートにスコアを記入すると、こんな感じで自動表示が足されていきます。
F列のバーは、あとどれぐらいで次のランクかを可視化したもの。3列目で言えばもうちょっとでシルバー、4列目はゴールドを達成していて初球ではゴールドが最大なのでマックス表示になっていると。
で、ランク付けにおいて大事なのがG列の「Energy」という項目。
この項目がランクの判定に大きく関わってくることになります。
第1回ベンチマーク初級の結果
実際に全種目を1度ずつプレイ、そしてスコアを記入してみました。
その結果がこちら。
注目してほしいのはE,F1に表示されている「Silver」という表記。
下の画像で言えば、赤線で囲んだ部分です
ここはG列のEnergyに応じて自動で判定されます、これが現段階でのランクですね。
そして個人的に言うと、青線で囲んだ7列目8列目の「Tracking – Precise」の項目が極端に低い。
文字通り「正確なトラッキング」が全然出来ていない、という事になります。
ちなみにこの2種目だけもう一回チャレンジしてみました。
スコアが上がった!いえーーーい!ゴールドだぜ!
ということで、いったんゴールドということでこれから取り組んでいこうと思います。
ランク判定のメリット
上でもちょっと書きましたが、Voltaic上でランクを判定することのメリットを整理しようと思います。
実力に応じた練習メニューが提案されている
Kovaak上にはとんでもない数のメニューがあり、日々更に追加されていきます。ユーザーがシナリオを作成できるが故であり、だからこそ多彩なメニューに取り組むことが出来る。ですが一方で、メニューが多すぎて上手く選べないという事態が発生しがち。
また、本当はもっと簡単なメニューから徐々に取り組んだ方が良いのに難しすぎるメニューをプレイしてしまい身にならなかったり、逆に簡単なメニューをいつまでもプレイしていて伸び悩んでいる、なんてことが起こっているかも知れませんが自覚するのって超難しいですよね。
そういった点で、自分の実力を可視化して見合ったメニューを提案してくれるのは本当にありがたいわけです。
分野ごとにスコアが出るから得意不得意が可視化される
先程私のシートで「正確なトラッキングが異様に苦手」というのが発覚しました。
このように、どんな種類のエイムが得意なのか苦手なのか、というのが詳細に分かるのも良いところの一つですね。
あの人運動神経良いよねーって漠然と話すのか、学校でやるようなスポーツテストを元に喋るのかでは解像度が大きく変わるよね、という例え話が適切かは分かりませんがそういうことです。
自分の得意不得意が詳細に分かればゲーム内の立ち回りも変えられるかもしれないし、練習メニューだって選びやすくなる。自分のエイム力を上手い下手だけじゃなくもっと細かく知れる、というのは興味深いなとやってみて思いました。
励み、モチベーションになる
こうやって自分の実力が可視化されると、「まだまだ上が居るんだなあ・・・」という気持ちになります。
しかもみんな同じシナリオで勝負しているため、Youtubeとか見ると同じシナリオで自分より上手い人が沢山見れます。個人的には負けず嫌いが発揮されるので、上は果てしなく高い方が好きなんですよね。
シナリオが共通なのでアドバイスももらいやすい、一緒に頑張れる仲間も居る、お手本になる達人もいる、ということで自分の上達に取り入れられるものは数多くあるはずです。
次なる目標はプラチナ以上へ
ゴールドを達成したら中級へ!というガイダンスがあったので、次回以降は中級シナリオでスコア計測をすることになると思います。あーでも、トラッキングは実質シルバーなのでここだけは強化したいけど。特にOverwatchなんてトラッキングがメインのゲームだと個人的に感じていますし・・・
で、プラチナ以上の判定を取れるよう頑張りつつエイム練習を継続していこうと思います。
本当にOverwatchがダイヤから先を目指すにはエイムが足りない、と痛感する日々なのでここは耐えどころと思ってやってみようかと。
このブログにも「エイムトレーニング」というカテゴリ作ったのに更新頻度低いので、そこの充実も目指せるしね!一石二鳥!Youtubeにも上げれば一石三鳥!
ということで、これから頑張って書いていこうと思うエイムトレーニングカテゴリの記事はこちらからお読みください!
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