さてさて、今回は元プロゲーマー、XQQさんのお話を初心者の私が学んだという記事になります。
ちなみに前回エイムについて紹介したのはこちら。
前回のこちらの記事は、APEXの中での話でした。
それに対して今回はよりエイムそのものの話になります。まあXQQさんの受け売りになる部分も大きいのですが、
・PS4からFPSを始めた
・現在PCでのFPS歴一年ほど
というド初心者の私だからこそ出来る初心者向けの補足なんかもしつつ、皆さんのエイム向上の手助けになればと思います。
これはPS4でもSwitchでも、どのゲームでも出来るトレーニングです。FPSでもTPSでもできます。APEXからスプラトゥーンまで、全てのシューティングプレイヤーの参考になれば。
動画はこちらから
まずは動画を見ていただきたいと思います。
この動画のおおまかなタイムテーブルとして
2:31 エイムを客観的に把握すること
3:11 自分の肉体の動作を感覚だけではなく映像で見てみる
5:46 じゃあどんなことすればいいのよって話
6:20 「なぞる」という練習方法
6:53 撃ってもエイムの練習になるわけではない
7:20 フリックはしなくていい状況で戦うのが前提
8:36 フリックが出来ることと、フリックを練習するのは違うという話
という内容になってます。まずはフルで見て欲しい。
Switchにも流用できる練習・・・の前に理論から
さて、この動画の中で私が一番興味を引かれたのは
「なぞるという練習」
という部分だ。
練習方法が目新しいと、やはり興味を引くし試してみたくなる。
だがトレーニングというのは手段であり、目的が先に存在するわけで。
・なんのために
・どんな狙いで
という2点を置き去りに練習法を紹介してもあまり意味は無いとアスリート上がりの私は思うのです。
なのでまずはこの動画でも触れられたエイムという行為について理解を深めましょう。
エイムとは物理的な運動である
エイムとは、手元で起こした物理的な運動が画面に反映されることです。
というかこれはゲーム全てそうなんですけども。
で、その中でもエイムというのは物理的な距離と画面上の距離が比例するわけです。
動画内でXQQが「ここからここまでエイムするときに、マウスがどれだけ動くか」という話をしていますが、つまりはそういうことで。誰がやっても、5cmマウスを動かしたらその分画面が動くと。
で、これがPCの話。SwitchなどのCS機はもうちょい面倒です。
CS機の場合はスティックを傾けた角度×傾けている時間×設定した加速度となるので割と大変。もちろん実際プレイしているうえではそんな考えることはありませんが、知っておくべきかなあと。
つまりマウスの時は単純に物理的な移動距離だったのが、
・角度になるため微調整が大変であり
・傾けていた時間も関係するため難しい
というのが、コントローラーでエイムは難易度が高いという理由なわけです。
とはいうものの、結局は物理的にものをうごかしていることには変わりないわけで、突き詰めてしまえばエイムというのは
「コントローラー、マウスを思った通りに動かす能力」
となるわけです。そう思うと単純に思えてきませんか?
だから極端なことを言えば、弾を打たなくても練習できるんです。といっても完全にできるわけではないですが、照準を動かす練習というのはすごく大切で、撃たなくても出来る部分はあるということです。
なぜなぞりなのか
ということで、まずはやってみました。
ブログ用、なぞるというトレーニング。 pic.twitter.com/1di2HvDskQ
— やまゆー@ゆかり王国FPS&新米新日本プロレス支部 (@slot_kachikachi) June 9, 2021
これねー、PCでのFPS歴一年なんですよ。で、ボチボチ少しはうまくなったなって思ってたんです。
でも、こうやって動画で見返すと下手だね。まっすぐ上に上がれていない。斜めもずれてる。
これが実戦だった場合、上に向けたつもりがちょっと横にずれてしまうわけです。これは弾が当たった当たってないという練習よりも自分のずれを客観視するのにすごくいい。
こういった練習を様々なパターンで繰り返すことで、得意な方向苦手な方向、ずれの傾向などが分かってくるし矯正も出来てくるはずです。
この練習法の利点
で、実際にやってみてこの練習法めっちゃいいなと思ったんで、その理由を挙げていきたいと思います。
マッチ中にもできる
一番はこれです。オーバーウォッチではマッチングの待機時間にエイムソフト開いて練習できるのですが、APEXではそうもいかないわけで。
そうなったときに、建物の中で次のリング収縮まで待ってる間とか暇な時間って結構ありますよね。その時にちょこちょこと練習できるのはすごくいいと思います。少しの時間の積み重ねがエイムゴリラへの第一歩なのです。
SwitchをはじめとするCS機でも出来る
当たり前ですが、このトレーニングはPSでもSwitchでも出来ます。
CS機のプレイヤーの皆さん、エイム練習って調べてPCの話ばっかり出てきませんか?いやエイムソフトなんてねえし、みたいな。
このトレーニングであればFPSもTPSも、なんでも共通の動作です。ソフトも問わない。あらゆるシューティングゲームの中で出来るトレーニングなのです。
バリエーションが豊富
なぞり方を変えてみるだけで、いろんな動かし方を練習することが出来ます。
直線だけでも向きを変えれば二種類。円や四角なら時計回りと反時計回り。
スピードも速く、遅く。
あとはいろんな線を探すといいと思います。ただの直線でも角度ごとになぞるといい練習なのですが、それに加えて円とか楕円とか、不規則な形のものとか。じゃがいもみたいなやつは理想かも?
とにかく様々な動かし方をしてみて、自分がどうずれるのかを認識していきましょう。
動きながらの練習にも適している
実戦では、自分が止まっていることはそう多くありません。実際は自分も動いている中でエイムしなければいけないと。
なので動きながらなぞってみましょう。ただの縦の直線も、横に動きながらなぞるには斜めの正確なエイムが必要になります。
自分がどう動いたらどうエイムを修正するのか、叩き込んでいきましょう。
時間を活用してエイムゴリラになろう
ちょっとした時間に10秒でもなにかをなぞる。
とても地味だけど、間違いなくエイムは変わるはずです。
ぼけーっと建物の中で時間を過ごすのか、ほんの少しでもエイムを磨くのか。それはあなた次第ですが、撃ちあいに強くなりたいならぜひ取り入れてみてください。
あと、ほんのちょっとやって投げ出さないでください。できれば一か月。それぐらいから技術というのは目に見えて変わってきます。これはある球技を真剣に18年間取り組んだ筆者の経験上、最低でもそれぐらいはかかるという感覚です。
エイムは積み重ねと理屈。知識を深め、体に覚えさせ、楽しくキルしていきましょう!!
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