※この記事は2記事で構成されたシリーズ記事です!
企画説明編はこちら!
エイム企画「Kovaakのスコアは1ヶ月で伸びるのか」企画説明編
さて、前回の企画説明記事から1ヶ月が経過しました。今回は報告をしたいと思います。
自分のエイムに限界を感じた人、この記事で元気を出して欲しい。
そして「Bot撃ちやるべきかな・・・」と迷ってる人、良かったら見ていってくれ。
俺の1ヶ月にわたる成果を。
ざっくり企画概要振り返り
動機
- FPSのゲーム(ほぼOverwatch)をプレイしていてフィジカル不足を痛感したよ!
- エイムソフトの練習成果記事って中級者の体験が案外無いんだよね!
- エイムソフトのランキングとゲーム内ランクが同じような位置にいることに気付いたよ!
- エイムが上がればランクも上がるのでは、という説を持ったよ!
練習内容
- シナリオを6種目に絞ってトレーニングするよ!
- そのシナリオが「スコアがちゃんと伸びたのか」を振り返るよ!
- ほぼ毎日各シナリオ10分、計1時間を目標にトレーニングしたよ!
- シナリオは以下の通りだよ!
- 「1wall5targetsTE」
- 「1wall6targetssmall」
- 「1wall5targets_pasu」
- 「Ascended tracking v3」
- 「Narrow Strafe」
- 「SYW(Smooth Your Wrist) 」
結果発表!
ということで、ここからは結果発表にいきたいと思います!
企画前のエイムソフトプレイ時間
実は私、エイム練習の時間を毎回計測しているんです。
で、まずは企画前にどれだけやっていたか。
振り返ってみると、110時間でした。ボチボチやってる!!!
内容は、
- OWのカスタムにこもる
- Kovaak、色んなシナリオを1回ずつ20個程度
- AimLab
という感じで幅広く行っていました。なのでシナリオを絞ってトレーニングする、というのはこの企画を通して初めての取り組みだったんですよね。これが面白かったです。
あと補足で
- APEX400時間
- Overwatch1400時間
というプレイ歴があります。FPS2000時間ぐらいプレイした28歳のおっさんはまだ伸びしろがあるのか、そんなチャレンジです。
期間中のトレーニング時間
この1ヶ月でどれだけKovaakをプレイしたか。
理想は1ヶ月、毎日1時間だったのですが仕事が多忙だったり旅行があったりコロナにかかったりといろいろありました、本当に忙しかった・・・
実際のプレイ時間は20時間となりました。
6つのシナリオをプレイしているので、それぞれのシナリオは概算ですが約3時間強、となります。
結構頑張って時間確保してたんですが、そう聞くと少ないなあ・・・って思っちゃいますね。
KovaakとAim Lab、どっちがいいのか徹底比較する。
結論
まずざっくり結論!
ハイスコアバンバン出ました!!!
めでたい!俺のフィジカルはまだまだ伸びしろに溢れている!!!
ハイスコアがしっかり伸びた
まずもって全種目ハイスコアをたたき出すことが出来ました。
ばごーーーんって一気に伸びた日もあり
なんとかギリギリ更新した日もあり。
動画も貼っておきます。
昨日のエイム練習の成果。1Wall6TargetsSmallの新記録。
いつ切り抜いてもいいように、著作権フリーのBGMを聞きながらKovaakやるようになりました。
改めて映像を見返すとまだまだ伸びしろが有るなあと思いつつ、段々上手くなってきた自分をいったん褒めたいと思います。 pic.twitter.com/RSPQr5bdgO— やまゆー@ゆかり王国FPS&新米新日本プロレス支部 (@slot_kachikachi) September 20, 2023
平均スコアが伸びている
ということで、スコアは伸ばせます。2000時間プレイしていても、28歳でも、まだまだいけます。
より具体的な中身を見ていきましょう。
以下のグラフは、1日ごとに平均スコアが記録された者です。
どれもお尻の方がぐぐっと上がってきているのが分かると思います。
つまり、ただ試行回数を増やしたら運良くハイスコアが出たのでは無く、常に今までもいいスコアが出るようになってきた、と言えるはずです。
しかもこれ、今までは序盤でミスって「あーこりゃスコア出ねえわ」って思ったらリスタートしてたんです。
つまり、過去の平均は選りすぐりの平均。実際の平均スコアではありません。
ですがこの企画期間中はやり直しを禁止しました。
なので序盤のミスで選んだ選抜平均よりも企画中に行った完全なる平均のほうが上回っている。
スコア換算だとだいたい10%ずつぐらい上がってるはずです。
今まで、上手くいったものだけ残して平均取ったら100だったものが、やり直し0で110平均取れるようになってる、って聞くと結構凄くないですか。過去の選抜メンバーを毎回超える勢いです。
これは紛れもない成長と断言して良いでしょう。
やりこんで分かった上達の秘訣
ここからは1ヶ月やりこんで体得した「上達の秘訣」的なものを書き残します。
トレーニング中はミスを減らす意識を強く持つ
エイムというのは当たれば成功、外せば失敗です。
で、上達に必要なのは基本的に「成功した回数」だと思っています。
なのでとにかく命中率を高く保ち、ミスを減らす意識でトレーニングしましょう。これ本当に大事だなと思います。VALORANT国内最強のZETAメンバーもこの手の話をすることが結構ありますが、実戦してみてよく分かりました。大事。
私が今回選定した6シナリオのうち、SYWを除いた5シナリオは全て命中率がスコアに関わってきます。単純にいえば外した分だけスコアが下がるような算出方法をとっている、ということです。
なのでスコアを伸ばそうと思うと必然的にミスを減らさないといけなくなり、それが結果的にエイムの向上に役立ったな、という実感があります。
「やり直し」を封印すると丁寧に練習出来る
ただなんとなーくBot撃ちしてても上達はすると思いますが、やはりせっかく時間を使ってトレーニングするならより早く上達したいところ。
そこで大事だなあと思ったのが、「やり直し」の封印です。
以前の私は、シナリオの出足で躓いたらすぐやり直してたんですよね。あっミスった、再走!みたいな。
これをやってると何が起こるかって、上手く行くかどうかのギャンブルになるんですよね。だから上達あんまりしないけどたまたまスーパーショットが連発すればハイスコアが出ちゃう、みたいな。
なので、目標値を「ハイスコア」から「一日ごとの平均値」に変えて、更に「やり直し禁止」にしました。
そうするとミスったぶんスコアが落ちるから丁寧にエイムするようになり、当てることを重視するから成功体験が積め、結果としてエイムトレーニングの質が大きく上がったな、と実感しております。
気にすべきは「ハイスコア」よりも「平均値」
上記の考えが自分の中で自信を持てたのでこれは断言します。
ゲーム内でのエイムを改善したいなら、「ハイスコアより平均値」
どうせミスしない!とか意識しようと頑張っても人間大抵は目に見えるスコアを追ってしまうのです。
であれば、スコアの目標を平均値にするのが良いのではと思っています。
VALOのBot撃ちで10点ぐらいしか取れない難易度をプレイしてもフリックが当たるか外れるかのギャンブルになるじゃ無いですか。
でも100体排除のタイムだと100回も繰り返すわけで、運だけで更新するのは難しいですよね。やり直しなしならなおさら。なので平均を押し上げる、やり直しを禁止する。これを守るだけで一気に練習の質が上がるはずです。
オーバーウォッチをプレイしてみて
トレーニングを終えて、早速オーバーウォッチをしばらくやりました。
基本はダメージとサポート。で、トレーニング前後で思ったことをいくつか。
トラッキングは正義。明らかに当てやすくなった。
オーバーウォッチでいえばソルジャーが明確にトラッキングキャラなんですが、だいぶ当たるようになりました。
VALOのようなヘッショワンパンゲーは割とフリックが大事ですが、OWやAPEXのように体力がある程度あるゲームは弾を当て続けないといけないため、基本的にトラッキングが上手ければ大体の武器やヒーローで弾を当てられるようになると思います。
APEXでもウィングマンが上手い人は、しっかりトラッキングしながら撃つ瞬間だけマイクロフリックで修正して当てるんですよね。OWでいえばキャスディやアッシュのような単発キャラも考え方は同様だと思っています。
あとはトレーサーも近距離トラッキングだし、実はフリック系よりもトラッキング系がエイムの基礎なのでは無いか、と痛感するようになった期間でした。
止まってるBot撃ちを丁寧にできるかでプレイが変わる
とはいえ今回のメニューには止まっている的を撃つメニューが2つ入っています。
皆さんがエイムソフトと聞いてイメージするのもそういうのが多いんじゃ無いかと。
今回の私でいうとこれですね。
種目紹介 1wall6targets TE pic.twitter.com/KTYiW5LbS8
— やまゆー@ゆかり王国FPS&新米新日本プロレス支部 (@slot_kachikachi) August 14, 2023
こういうメニュー、どうしても速く速く打ちたくなるんですがこれを徹底的に丁寧にやるのが上達にはむしろ必要なんじゃ無いかなあと思いました。
ゲームの上達に大事なのは、たまに出るスーパーショットより当てるべき弾を確実に当てる能力。と考えたときにひたすら丁寧に撃ち、それを命中率維持しながら段々速くなっていくというのがたぶん理想型。
実際、その意識を持つようになってからOWでいえばソジョーンのチャージショットがよく当たるようになりました。丁寧に当てる意識と技術が噛み合った結果、チャージが当たらないと意味が無いというソジョーンをしっかり使えるようになったのは大きな成長だったなあと思います。
プラチナ4からダイヤまで復活しました
このエイム練習が理由、と大きな事は言えませんがプラチナ4からダイヤまで上がりました。
実はちょっと前に、全ロールダイヤを達成はしていたんです。
【OW2】ついに全ロールダイヤ到達!プレイ1200時間を振り返る
ただそのあとダメージロールが沼ってプラチナ4まで下落して苦しんでたんですよね。なのでこの企画をやろう!と思ったわけでして。
それが一応結果としてダイヤ復活出来たのは大きな収穫だったなあと思います。
実際ソルジャー、ソジョーンの勝率が60%付近まで上がったのでこれは明確な効果だと思います。
デメリット→アッシュが当たらなくなった
一方でかつてメインピックとして使っていたアッシュが当たらなくなりました。
これは自分の中で明確に原因が判明してまして。
アッシュに必要な要素が入っているシナリオをやってない
アッシュは基本的にヘッドショットしないと価値が高くないヒーローだと思っています。
ただアッシュでヘッショを決めるには、かなり小さい動いている的を当てる、という要素が必要になるんですが今回のシナリオにはあんまり無いんですよね。
1Wall6TargetsSmallは的の大きさが良いけど動いてないし・・・という。
で、ここから結構大事なことが言えて。
ゲームの上達にはメニュー選びが超大事
はい。
自分に足りないエイムはどんな要素なのか。
どんなメニューで練習すればその要素を鍛えることが出来るのか。これが分かっていないとたぶんゲームの上達に繋がるには相当な時間がかかると思います。
今回でいえば、メニュー選定の基準は基礎の徹底。
で、基礎が生きるソルジャーとソジョーンが上手く当たるようになったと。
一方でアッシュはちょっと独自の当て勘が必要になるんじゃないかな、と思いました。
エイムソフトは意味ない!の意見もこれで説明出来る
よく言われますよね。
「Kovaak?意味ないよ、ゲームやりこんだ方がいいよ」
って意見。これも上記の要素で説明出来て。
一番ゲームに近く、上達に直結する練習は実際にプレイすることなんです。
だけど撃ち合いの頻度が低かったり、勝つために他のことを考えながらプレイしたり、とエイムに特化しながらプレイすることは難しいんですよ。
OWで言えばクイックマッチで練習という手もありますが、それでもBot撃ちの方が速いペースで多く撃てるという利点がある。
だから「エイムソフトやったけど意味なかったよ」って言う人は自分の分析とメニュー選びが上手くいって無かったんだと思います。
例えばVALOの撃ち合いが強くなりたい人が、さっきの動画のメニュー(グリッドショット)をやりこんでも強くならないと思うんですよ。VALO内にあんな大きい的を瞬時に撃つ!ってシーンは少ないはずなので。
であれば小さい的を撃つメニューにするべきだと思ってます。ちなみに俺が一番効果あると思ったのはこれ。
ブログ用、Valorant Small Horizontal Flicks. pic.twitter.com/FwKxWpMq88
— やまゆー@ゆかり王国FPS&新米新日本プロレス支部 (@slot_kachikachi) September 28, 2022
なるべく自分に必要な要素を持つメニューを選び、インゲームでは絶対に確保出来ない頻度とペースで練習出来れば間違いなく上達するので(プロレベルとかだと分かりませんが一般論としてね)。
これはこれで1記事しっかり書きたいテーマですね・・・
マイクロフリックのエイム練習に最適なメニュー5選【Kovaak編】
みんなもKovaakで壁を打破しよう
ということで、
- ハイスコアに囚われず平均スコアの向上を目指して
- ミスショットを減らす意識を持ち
- 正しいメニュー選びをする
上記のポイントを守ればエイムソフトのスコアは伸びるしゲーム内でもしっかりと弾が当たるようになってきます。なので「Kovaakやってんのかよwww」なんて言葉には耳を貸さず、淡々とちょっと頑張ってみませんか。
モチベが下がったらこの記事を参考にモチベを上げてくれ!!
エイム練習のモチベが下がった時に見るべきYouTubeを紹介する
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