この前書いたように、トップガン マーヴェリックがめっちゃ良かったんですよ。
ネタバレ感想【トップガン マーヴェリック】大号泣!感動のバディ物語だと力説したい!
で、それからまた機会に恵まれまして。
二回目を観てきました。しかも今回はMX4Dです。
MX4Dは、アメリカ合衆国のMediaMation社によって開発された4D映画システムであり、座席の動き、臭い、水などで映画の演出を行う。
座席が映画の内容に合わせて様々な方向に傾斜したり、エアーブラストが用いられたり、触覚を感じさせる演出が行われたりと様々な技術が使用されている。Wikipediaより引用
要は座席が揺れたり風が吹いたりと、アトラクションチックな演出が座席にあるやつですね。
実は私、MX4D人生初体験でございまして。
一回目観た時点で、
「これは間違いなくMX4D向けだ!!」
と思ったんでなんとしてでも観たかったんですよ。
で、そしたらやっぱり演出と映画の相性が良かったというのが一つ。
もう一つは、一回目の3倍ぐらい号泣しました。自分でも引くぐらい泣きました。
なので何故俺が二回目の鑑賞でそこまで号泣したのか、というのも合わせて書いていきたいと思います。
トップガンマーヴェリックを一回しか観ていない人、二回目も観に行くんだ。
「これは頼みじゃ無い、命令だ。」
話その1、MX4Dと乗り物系の映画は相性が良すぎる
座席が揺れるなんて聞いたらそりゃ相性の良さを期待しちゃうもので。
実際初めて体験してみて、超面白かったです。
個人的な予想としては、
「揺れで映画に集中できなかったらどうしよう」
と考えていたんです。イメージしてたのが、ディズニーランドの「ストームライダー」みたいなもの。
まあさすがにあそこまで揺らしたりは出来ないとは思ってましたけどね、いかんせん未体験なので。
で、実際にMX4Dで観てきた感想ですよ。
最初はびっくり、その後は良い感じに馴染んでくる
最初は確かにびっくりするし、うわああって感じです。
でもそれも正直に言えば、冒頭だけ。
あとは程よい刺激として馴染んでくれます。
特にトップガンに関しては戦闘機の方向転換や捻りに対して素直に座席が動くので、没入感は確かに増しますね。これは楽しい。
なんていうかな、楽しさを増してくれるんだけど脳のキャパを喰うほど邪魔にはならないというか。
光、フラッシュが有ることを知らなかった
これは私単純に知らなかったんですけど、演出の一つに
「光、フラッシュ」
が有るんですよね。これが良い感じでした。
ミサイルが破裂したりする度に、スクリーン越しでは無く直接眼球に光の刺激が入ってくるのは凄く新鮮。
座席の動きと乗り物の相性が良すぎる
まだ他の作品をMX4Dとか4DXで観たことが無いので比較が上手いこと出来ないんですが、乗り物系の映画と相性はやっぱり抜群ですね、分かりやすく動いてくれるというか。
右!左!っていう乗り物のアクションに合わせて座席が動くんでまあ楽しい、リズミカル。
トップガンで言えば急上昇でGがかかる場面とかも楽しかったし、バイクで爆走するクルーズを観ながら座席から吹く風を浴びるのも悪くないなあって思いました。
まあMX4Dの話に関してはここら辺で。
実は今日の本題はどっちかというと、号泣しちゃったって方なんですよ。
私、アイスマンガチ勢になりました
そう。アイスマンの出番からずーーーっと泣いてました。
それぐらいアイスマンとマーヴェリックの再会シーンが二回目の観覧でブッ刺さっちゃった。
今回は吹き替えで観たんですよ
これもね、別記事にしたい勢いなんだけど。
一言言わせてくれ。
「トップガンマーヴェリックの吹き替え版はいいぞ!」
まじで。マジで良かった。
誰も声が浮いてないし、しっかり役に馴染んでいる。
で、二回目じゃ無いですか私。一回目字幕の二回目吹き替えなんですよ。
そしたらねー、色んな意味で解像度が上がっちゃって、もうぼろ泣きですよ。
吹き替えだと字幕を追わなくて良いから、より情報量が増えてこれもまたいいもんですね。今まで避けてたけどもっと観ても良いなあって。
アイスマンがやばい、かっこよすぎる
そんな情報量が増えた状態で観たらもう、アイスマンよ。
一回目に観たときよりも遙かに、
「ああ、アイスマンってずっとマーヴェリックを守ってたんだな」
「アイスマンはマーヴェリックの才能に惚れ込んでたんだな」
ってことを痛感してしまって。
そこから連想しちゃったのが、
「ヴァル・キルマー(アイスマンの俳優)とクルーズの友情」
だったんですよ。
そもそもトップガンの続編って一時期危ぶまれてたらしく。前監督が亡くなってしまったんですよね。
けれどもこの二人がいつか撮りたいっていう強い意志を持っていたから、ついに実現した。
そんな熱いスクリーン外の話とスクリーンの中での物語がリンクしちゃって、涙腺が崩壊しました。
あともう一つ考えちゃったのが、
「アイスマンが守りたいのはマーヴェリック個人じゃ無くて、海軍、ひいては国を守るために必要だって守ってたんだよな・・・」
ということ。
だからマーヴェリックも心配ならルースターも心配、他の部下もみな心配。
見守る者の気持ちを想像し始めちゃったら、そりゃもう大変。
サイクロンもホンドもウォーロックも、みんな本気なんです。方向性が違うから揉めたりするけど。
っていう想いを想像した瞬間に、もう全部のシーンが泣ける泣ける。
そんなこんなで、ぐわんぐわん揺れながら号泣するおっさんになりました。
ハングマンとフェニックスについて
そして憎まれ者、アイスマンの後継者とも言えるハングマン。
やっぱりかっこいいよ。前の記事でも書いたけど、自分が選ばれなかったところからルースターに声をかけて、味方を救うために出動許可を要請する、断られて悔しがる。
以前の味方を切り捨てるような男、なんてものは微塵も残っていません。
そんなハングマンなんだけど、もちろん癖のある口調だし嫌な言い方はするんだけど、一番現実を観ていたのはハングマンなんだよね。
ルースターと揉める前の件にしたって、
「マーヴェリックのように飛べなきゃこのミッションは出来ない、誰も経験したことがない」
という過酷な現実を、皮肉を交えながら捉えてるんですよ。
で、心のどこかで出来ないだろうとも思ってしまっている。
それに対して、出来ると信じて疑わなかったのはフェニックスです。
マーヴェリックが無許可で訓練トライアルをするシーン。
あそこの二人のリアクションの差がそれを物語っています。
やった!というフェニックス。
やられた!というマーヴェリック。
この二人が最後のシーンでハイタッチからハグを交わすのも、また個人的な胸熱シーンだったりします。
ということで、良い映画すぎて二個目の記事を書いてしまいました。
更にもう一個書く予定です、吹き替え版がゴミとか言った奴、出てこい。
吹き替え版、いいぞ。っていう内容の記事を書くつもりです。
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