映画「フリー・ガイ」感想!ゲーム世界で描かれる人間賛歌を目撃せよ!主役は自分だ!

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ゲーム好きとしては見なくては、と思っていた映画作品があったので見てきましたよっと。

最近映画に対するモチベというか意欲というか興味が高まってきていて、明らかにみている本数が増えてます。

そこでせっかく好きに趣味を語るこのブログ、もっと映画に関してもガンガン書いていこうではないかと。

なので見に行ったその日にキーボードを叩いているよ!

 

この日は「科捜研の女」と「フリー・ガイ」のダブルヘッダーを強行してきました。

合間にメダルゲームで遊んでたらJACKPOT取っちゃってもうてんこ盛りの一日。メダルゲーム楽しいね。

 

 

で、もう二本とも面白かったんですが、とにかく衝撃を受けたのがフリー・ガイです。なのでまずはこっちを書こうと思います。

前半でネタバレ回避のレビュー、後半でネタバレ全開でさらにレビューしていこうと思います。是非お付き合いくださいませ。

 

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簡単な作品紹介

 

では簡単なあらすじやら主演の情報やら。

 

ルール無用・何でもありのオンライン・ゲーム<フリー・シティ>のモブ(背景)キャラとして、平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ。ある日、彼は新しい自分に生まれ変わるため、ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して自分勝手に立ち上がる―。ありえないほど“いい人”すぎるヒーローとして。ゲーム史上最大の危機が迫る中、はたしてガイに世界は救えるのか…!?

公式サイトより

 

ということで、モブキャラがモブの枠を飛び越えて世界を救うために戦う、そんな話になっております。

 

主演はライアン・レイノルズ。

デッドプールや名探偵ピカチュウのピカチュウ声優などなど、最近よく見るお名前でございます。

実は筆者、デップー未履修でして・・・これから見ねばと思っております。

そんな彼が演じるのが主役、ガイ。

 

この青いシャツを着た爽やか銀行員、コーヒー大好き男です。

彼はこの世界のモブキャラの一人。

モブキャラクターとは、漫画、アニメ、映画、コンピュータゲームなどに登場する、個々の名前が明かされない群衆のこと。(Wikipedia)

ということで、厳密に言えば定義としては違うかもしれません。

より正しく表現するなら「NPC」という言葉がいいと思います。要はコンピーキャラってやつです。

誰もプレイヤーがおらず、ゲーム制作側が用意したキャラ、決められた行動を繰り返すキャラ。

 

そんなガイがとあることをきっかけに日常が変わる、そんなお話。

 

 

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ネタバレ無し見どころ

 

ここからはネタバレを無しで見どころを。

 

人生の主役って誰?という話

 

ありきたりなテーマではあるんです、これ。人生は誰もが自分で主役を、みたいなね。

でもあんまりしっくりくることが無かったんですよね。

 

そんな中、この映画はとてつもなく勇気をくれます。

それはゲームという装置を通して描かれるからじゃないかなあと。

 

この映画の中で描かれるゲーム、それは「フリーシティ」と呼ばれるオープンワールド系のゲームです。

システムとしては「グランド・セフト・オート(以下GTA)」をイメージしてもらえればほぼその通り。

 

 

 

プレイヤーはオープンワールドを闊歩しながらお金を稼いでキャラを育て、暮らしています。

まずこの時点で、プレイヤー目線からしても主人公はプレイヤーの数だけいるわけです。これは一人用ゲームでは味わえない目線。

レベルの高い他プレイヤーがいたとしても、それは強い他人キャラであり、主役は自分が操作しているキャラ。その感覚をプレイヤー全員が持っているわけです。日本でもかつてMMO(多人数同時参加型RPG)が爆発的に流行ったように、その感覚というのはとても気持ちいい。

で、この映画ではさらにその中にいるNPCを取り上げている。

全員が主役、とプレイヤーが感じられる世界の脇役が主役になろうと藻掻く。そこにはとんでもない説得力が生まれる。もちろんストーリーも個人的には大絶賛なのですが、この舞台装置が非常に効果的だったなとゲーム好きとしては思います。

 

ゲーム内がマジでゲーム内

 

この映画は現実世界とゲーム内のフリーシティを行き来しながら進んでいきます。

そのフリーシティの完成度が本当にすごい。これはゲーム好きならたまらんものです。

この再現度が非常に高いからこそ、ゲーム界の違和感が全くなく、現実とゲーム界の行き来に心を躍らせながら見ることが出来ます。

もちろん小ネタもたくさん。必見。マジで。

 

普通に泣いてしまった

 

ネタバレ回避のため何も言えませんが、ゲームをテーマにしたハチャメチャ映画と思うことなかれ。

この映画、泣かせてくれます。俺は我慢できなかった。

現実でも戦いゲーム界でも戦い、ラブロマンスも切なく、でも美しく、煌びやかな世界に圧倒されながら感情をぐちゃぐちゃにされる。美しさを兼ね備えたジェットコースターのごとくあっという間にエンディングを迎えてしまいました。

 

 

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まだ見てない人は見てくれ

 

ここまではとりあえずネタバレ回避の紹介でした。ほんとにいい映画だから見てほしい。できればスクリーンで。

そしてここからは見た人、あるいは見てないけどネタバレでも読みたい人向けです。

ただいわゆるPV稼ぎのブログみたいに、ストーリー紹介してー、小ネタ紹介してー、みたいなのはやりたくない。

しっかり自分の感想を残したいので、そういうのが読みたい人は申し訳ありませんが他のサイトのほうがいいと思います。

 

じゃ、ネタバレ編へGO!!

 

 

 

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ネタバレ全開編だぜ

 

 

じゃあここからは、ネタバレを全く気にせず書いていこうと思います。いくぜ!!

 

 

NPCは全員目覚める可能性があった

 

一番いいなあと思ったのはここ。

そもそもガイが変化したのは、このゲームの基礎部分に使われた、ミリー(モロトフガールの中の人)とキーズ(メガネのエンジニアくん)が二人で作ったAIによるもの、これが優秀すぎて人工知能として発達したという状態。

ということはガイに何か特別な機能や能力があったわけではないんです。

その可能性を秘めながら、閉じられたルーティンを構成されているため同じ行動しかとらなかった。

 

他のNPCとガイが違ったのは一点、きっかけが設定されていたこと。それがモロトフガールとの出会い。このきっかけに関しては後述します。

とにかく、ガイにはきっかけが設定されていたこと。それは特別だったかもしれませんが、それだけなんです。

 

で、コーヒー屋のお姉さんはガイがルーティンを崩して普段と違う注文をしたことがきっかけでカプチーノを作れるようになります。

警備員のバディはガイと仲良し、あらゆる影響を受けるためルーティンは崩します。サングラスはかけなかったですが、ガイの相談に乗り、ガイの演説では真っ先に周りを盛り上げます。

そうしてNPCからNPCへと変化が伝播し、皆が戦う意思を持つのです。決められたルーティンではなく、自分たちの道を歩き出す。

 

彼ら彼女らに必要だったのはたった一つ、きっかけだけだった。

ガイには情熱と衝動があった。彼女と出会った後に何気なくコーヒー屋で言ったセリフが、僕の心にはすごく残っています。

 

「今日は、違うことをしてみようと」

 

生物には、コンフォートゾーンというものがあります。

居心地のいい、慣れ親しんだ場所や行動を指し、コンフォートゾーンにいると安心するのが本能だと言われています。

そんな落ち着く日常を、ほんの少しでも変えたい。そんなガイが踏み出した小さな一歩がこのセリフに詰まっていた、筆者はここにグッときました。

 

ゲームの中の光景が見てるだけで楽しい

 

個性溢れるNPCが日常を送るフリーシティ。

この映画は先述したように現実とフリーシティを行き来しながら進んでいくわけですが、フリーシティにはゲーマーなら見たことある光景がたくさんあります。

 

・壁ジャンプの練習なのか、壁に激突しながら飛び続ける人
・誰かを銃撃した後、死体の上で屈伸する人
・銃撃戦の最中、現実ではありえないのだがピョンピョン飛びながら銃を撃つ人
・変な動きをしながら細いポールの上を進んでいく人(隠しデータの映像の時ね)
・ちょこちょこ話題に出てくるトロール(荒らしのこと)

もっとあった気もする、これはもう一回見て確認したいところです。

構築されている世界も、サングラスをかけないとただの砂浜なのにプレイヤー視点になればマルチプレイのロビーだったり、NPCには使えない救急箱(APEXのデカ肉っぽかったね)が見えたり。

自分が現実だと思っている世界が、サングラスをかけることでゲームであると認知出来た瞬間のわくわくがやばい。

なのでこの映画には正確に言えば3つの世界があります。

 

①現実
②NPCから見たフリーシティ(騒動が多い現実に見える世界)
③プレイヤー目線でのフリーシティ(アイテム使える、人のステータスが見える)

この3つ全てに説得力があるんですよね。サングラスをかけていない時のフリーシティも絶妙にゲームっぽいんです。現実じゃ見ない動きをしている人がたくさん。強盗もプレイヤーが来るたびに発生するし。

それがサングラスを通してみると、みんなが抱えていた悩みはミッションになってるし施設が自分の知らない用途で使われてる。

ゲーム内現実とゲーム内ゲーム画面、この行き来が最高でした。

ちなみにこのフリーシティ、システムは間違いなくGTAから取っています。暴力や強盗が多い時点でGTAを連想した人も多いはず。もっと言えば一番最初の「車が自分のものじゃない」って時点で浮かぶ人もいるかも。

ただ街のつくりは「シムシティ」と「RDR2」を参考にしているそうです。どっちも未プレイだからプレイしなきゃーーーなんて思っております。

 

 

シムシティ ビルドイット (SIMCITY BUILDIT)
シムシティ ビルドイット (SIMCITY BUILDIT)
開発元:Electronic Arts
無料
posted withアプリーチ

 

 

 

豪華すぎるちょい役の人たち

 

カメオ出演で調べちゃえば一発で出てくるんでここはあまり深掘りしなくても、と思います。

キャプテンアメリカが出てくるシーン、吹き替え版ではお馴染みの中村悠一さんなので中の人も本人登場でした。

あと個人的にうわあってびっくりしたのは「Ninja」ですね。

おそらく世界で最も有名なゲーム配信者。

 

 

配信サイトの移籍だけで数十億円のオファーが出る男ですが、本人役で登場してましたね。他のYoutuber、クイズ番組の司会者、その他諸々小ネタが沢山。

しかしNinjaを起用し、最後のガイの戦いを配信で世界中に届ける当たり、ここ数年のストリーミング文化ががっちり反映されてて良きですね。

 

他ゲーム、映画ネタ多過ぎい!!

 

 

いやー多かった。これは何回か見て網羅したいほどに多かった。

個人的には最初の運営VSガイの建物決戦の時、ゴッドモードで上に向かう運営二人の様子がFortniteの建築に見えて仕方なかったです。

ポータルガンが出てくるわ、ロックバスターが出てくるわ、ライトセイバーにスターウォーズ本家の音楽まで流れてくるわ、Harf-Life2のグラビティガン出てくるわ、たぶん探せばもっとあるんでしょうなあ。

さっきのゲームあるあるとは違い、明確に元ネタがあるものも是非満喫して欲しいっすね。ここら辺はレディプレイヤー1と同じか。これもまだ見れてないので早く見なくては。

 

 

最後のガイがかっこよすぎる

 

 

ガイは、間違いなくモロトフガール、そしてその向こう側にいるミリーに惚れていたわけです。それが原動力だったと言ってもいい。

そして自分が作られたものであることを一度は受け入れられずバディに相談に行く。そりゃショッキングな事実ですからね。

 

ただ、このガイがラストに見せる行動がかっこよすぎるんです。

 

ガイが取った行動、というか発言は

「君を好きになると言うことは誰かがプログラムで書いたと言うこと。つまり僕は、誰かのラブレターなんだ(要約)」

というもの。コレがどれだけ凄いことか・・・

 

まずもって、ガイはこの発言をしてそれでもなお楽しく毎日を生きている。

これにはバディに相談したときのバディの意見がガイにブッ刺さっているからだと思います。

バディは自分たちが作り物だったら、というガイの相談に対して

「作り物だとしても、今俺は困っている友達を助けたい。この瞬間が現実じゃないなら、俺には分からない」

と真っ直ぐな意見を返します。

たとえ作り物だとしても、客観的には自分たちが脇役だとしても。

自分の感情、意志、経験は自分のものであり自分が生きるのだ。それをバディは、事態を把握していなくても理解していた。この時点でNPCはNPCでありながら人工知能生命となっていたんです。

そしてその言葉を受け、全てを成し遂げたガイは惚れているはずのミリーに先述の台詞を伝えます。

 

つまり

・愛する相手への思いを諦め
・自分が作り物であることを受け入れ
・自分に込められたメッセージを真摯に伝え
・それでも自分の人生だと楽しく毎日を生きる

という覚悟があった。全てを受け入れ、その上で自分の意志で生きている。

このシーン、涙無しには見られません。かっこよすぎる。

これだけのものを飲み込んで、愛している人に自分じゃない人からのメッセージを伝えている、ということを知ってからこのシーンをもう一度見て欲しい。彼の大きすぎる覚悟と器に号泣不可避ですよ。

 

ガイは変わったけど変わらなかった

 

ガイは優しい青年です。それはプレイヤー目線を得ても何も変わらなかった。だから彼は善人としての行動だけでレベルを上げ続けた。

最後のシーンにしても、真摯に伝える様はガイの全てが詰まっています。

日常を打破し周囲を変えたガイ。しかしガイそのものは変わること無く、成長していてもガイなんです。

 

そんなガイが日常を変えられたのは小さな勇気から。

小さな一歩が全てを変えるきっかけとなり得る、そんなメッセージを熱く受け取ったかも、なんて筆者は思ったわけですが。それを踏まえて広告文句を見てみると、

 

「主人公になりたい、すべての”ただの人”へ」

 

こんなかっこいい文句ないなって見終わってから思いました。

これは特別な物語なんかじゃない、見た人全ての背中を押す作品です。

 

だからこそおすすめしたい。そんな楽しい作品でした。

 

さあ、今日から僕も小さな一歩を必死に踏みたいと思います。その先にある何かを目指して。

なんて制作陣の思い通りになっちゃうチョロい私なのでした。

 

 

あ、モータルコンバットも超面白かったです。

 

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