半年ほど前に爆発的に流行りましたね、「Vampire Survivors」。
Twitchの配信から火が付き世界中で大ヒットしました。
大体こんなゲーム。
今でもガンガンアプデが来ている狂気の作品、あの完成度と物量で圧倒するアップデートまでして300円という破格のゲームだです。
筆者も相当な時間を吸い取られましたね、このゲームには。というか現在進行形か。
で、話はちょっと変わりまして。
つい最近ベータ版というかアーリーアクセスが始まったゲームがあります。
たぶんヴァンサバ好きならハマるんじゃねえかというゲーム。でも似てるけど性質としては全然違うゲーム。
それが「10 Minutes Till Dawn」です。
今なら無料なのでやってみてね、そんな記事です。
概要
タイトル 「10 Minutes Till Dawn」
ジャンル 見下ろしローグライクアクション
プラットフォーム Steam PC
このタイトルはベータ版のみのタイトルであり、発売時のタイトルは
「20 Minutes Till Dawn」
となる予定とのこと。つまり製品版では20分のプレイになる予定で、ベータ版では10分のプレイになっているのです。
見下ろし画面で、大量の敵を倒しながら経験値拾って・・・
と聞くとまんまヴァンサバじゃねえか!って思うかも知れませんが、これがだいぶ違いましたね。
基本的なシステム
このゲームの特徴は
・武器はスタート時点で選ぶ
・能力がレベルアップ毎に選べる、いわゆるビルド要素。
・射撃は基本人力
という点に有ると思います。
グラフィックは「ムーンライター」のようなゆるいドット絵。
これも良いゲームなんですよね、まじで。
敵は一応ラヴクラフト調ということになっています。いわゆるクトゥルフ系です。
日本語にも対応してます、ありがたいね。
キャラの解放、武器の解放はプレイ後にもらえるお金で解放する感じですね。
まだベータ版なので、製品版にならないと空かない枠も多数、これもお楽しみ。
プレイ中の画面はこんな感じです、確かにちょっと気持ち悪い系の敵ではありますね。
照準マークをマウスで動かしてクリックで射撃。クリックしっぱなしで連射できます。
WASDでキャラの移動、Rか全弾撃ちきりでリロード。
体力はキャラ毎に違ったりビルドで成長できたりします。
ヴァンサバと違うのはゲージでは無く残機に近いので、敵にかするのも手痛いってところですね、緊張感はこちらのが上。
そんで射撃の方向もタイミングも自分で操作なので、ヴァンサバほど移動に集中できません。
逆に特定の敵を狙おうと照準に集中してたら足下がお留守でダメージ喰らう、なんてパターンで何度も頭を抱えました。
レベルが上がると選択肢の中から選んで能力を育てることが出来ます。
特定の発射数毎に落雷が発生してダメージ与えたり、相手を燃やして時間ダメージを与えたり、体力を増やしたり、移動速度を上げたり。
あとは装弾数のUP、ダメージUP、周りを飛び回る武器、共に戦ってくれる幽霊、敵を凍らせる能力、などなど様々。
色んなビルドを色んな武器とキャラで試せるので、飽きずに何回も回しています。
このちっこい幽霊、貫通弾を定期的に放ってくれます。可愛い。
よりシビアなアクション
先にも書いたように、
・自分で射撃が基本的な火力
・ゲージでは無く残機制
という二点において、ヴァンサバよりもシビアなアクションゲーになっています。
強化しても無双できて気持ちいい!とまではなかなか行きません。
また詳しくは言いませんが、アクションを重視したような性能のキャラも居ますのでたぶん意識してそっちに寄せているのでは無いかと。
システムとしては近いんだけれども触ってみると全然違うゲーム、という感覚ですね。
これが面白いんだ、マジで
結構時間を吸い取られました。だいぶやりこんだし、そもそもクリアまでが結構大変。
なのでマジでやってみて欲しい。
キャラ、武器の個性によって戦術そのものが変わる
ヴァンサバは拾った武器次第で立ち回りが変わっていきます。
それに対して10Minutesは、基本的戦術がゲーム開始時に決まります。武器とキャラでおおよそ決まるので。
それに対して拾える能力で、どう噛み合わせていくかというゲーム性です。
ヴァンサバが成り行きでなんとかする楽しさなら、こちらはもうちょっと緻密。シビアなゲーム性も含めて。
今回はこの武器、このキャラで行こう!んー、そうなるとこの能力伸ばすか!
というように、大まかな戦術を決めた中でどう対応するのかが問われてきます。
で、それぞれの武器キャラがだいぶ尖っているので違うピックをする度に全然違うゲームと化します。
それぞれ相性の良い能力はあるものの、それが引けるとは限らないわけで。
極論、全組み合わせでクリアしてみたいなあと思わせるほどに楽しかった。
そこまで数が多いわけじゃ無いんですけどね、奥深いですわ。
とはいうものの能力次第で展開が変わる
そんなことを言いつつ、ランダム要素であるレベリング能力もまた多様なわけで。
ヴァンサバと違って枠が決まっているわけでは無さそうなので取捨選択は無いですが、その分何から手を付けるかという順番、優先順位付けが鍵を握ります。
んでその優先順位ってのが先に書いたキャラと武器次第で変わってくるので、全然別ゲーになると。
欲しい能力が全く引けないときの切羽詰まった感覚が一番楽しいまである、ドMか!
永続強化が無い、毎ゲーム修羅場
ヴァンサバでは永続的な強化がありますよね、貯めたお金で買える奴。持ち込み強化と言っても良い。
あのシステムが無いです、なので毎ゲームが修羅場、毎ゲームが大変。
逆に言えば毎回ちゃんと楽しめます、強くなり過ぎちゃって手応え無し、と言うことはないです。
何回もトライするんだけどそれは強化じゃなくて試行錯誤である、と考えていただければ。
まだまだ調整中と言うことで課題も
もちろんまだまだ制作中の調整中で。
なのでやってみて課題というか、こうした方が面白いんじゃねえかなという点もいくつかありました。
急に修羅場になりすぎ
ネタバレっぽいんであんまり詳細には言えませんが、ラッシュが急にキツくなります。
なのでそこまでに抑えておきたい能力が割とはっきりしちゃってるかなあと。結果的に自由度が失われてる感は否めません。
もちろん製品版に比べて時間が半分しか無いのでしょうがないのかも知れませんが。
武器もキャラも優劣が強め?
これはあくまでもオレが色々試した中で感じたことですが、強武器強キャラが決まってしまうかなあと思いました。
他の選択肢はハードモードというか、縛りプレイというか。
どれでも同じぐらい苦労しながら同じぐらい戦えるぜ!っていうゲームバランスはこれから追求されると良いなあと期待したいところ。
ただなあ、いかんせんヴァンサバのゲームバランスが良すぎるんですよね、どの武器も能力も割と戦えるからなあ。。。
無料ならやって損無し、製品版に期待
ということで、最後は課題を挙げるような形になりましたが、でもマジで面白いです。
無料という点含めて、是非触ってみて欲しい。
そしてここで集まったデータを元に、より良い製品版が出ることを期待して待ってみようと思います。
あと一応10分生き残れない人も結構居そうなので、簡単な攻略記事を書いてみようかと思っています。
座して待て。
コメント