SASUKE2023予選会の全種目紹介・分析・トレーニング方針

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2023年も行われました、SASUKEの予選会。

実は2022年開催の予選会に関して、分析記事を書いていました。

SASUKE2022予選会、種目別に小ネタ解説&対策トレーニングを考える

で、これがSASUKE2023の放映日に滅茶苦茶沢山読んでいただけました、本当に嬉しい。

何を隠そう私、2023年のSASUKE予選会は参加する予定だったんです。けれども全く体が仕上がらず、参戦を見送ることになりました、うん努力不足です言い訳はしません。

ということで、2024の予選会こそ開催されるなら参加するぞ、ということで今回も行います分析。

でですね、ぶっちゃけるとだいたい予想通りでした。後出しになっちゃうから予想を公言しておけば良かったーーーーなんて思っておりますがそこはご愛敬。

ということで、今回の予選種目、並びにレベル感に関して色々と分析していこうと思います。

2024の予選を目指すライバルには教えたくない俺の分析、とくとご覧あれ。

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予選会概要

予選会の概要は以下の通り。

  • 参加人数は前回同様500人。
  • 種目は5種目。
  • 腕立て→シャトルラン→マイクロバス引き→ビーチフラッグ→実際のコーストライアル

というものです。

ここら辺はほぼ前回と変化無いんですよね。

で、どんな点が変化がないのか、というのが分析に繋がってきます。

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種目は変われど必要な能力は変わらず

私が事前に予想していた点は

  1. 腕立て、コーストライアルは全く同じ形
  2. 中間の3種目は変更があるかもしれない
  3. だが変更するとしても、「スタミナ」「パワー」「ダッシュ」の要素は変わらない

これ、ほとんど当たってますよね。

腕立てに関しては、総合演出の乾さんが常連選手である漆原さんのYoutube内で

「腕立ては大好きだし、どれだけ対策してきたか見える」

と明確に発言していたので、ここは一切変更無く来るだろうなと思っていました。

ビーチフラッグが全く変化無かったのは驚きでしたが、シャトルランとマイクロバス引きに関しては

1kmインターバルレース→シャトルラン

タイヤ押し→マイクロバス引き

と、スタミナ・パワーという要素そのままに種目を変えた形です。ということは今後の予選会もこの構成になることが充分あり得るということになります。

ということで、ここまでをまとめるとSASUKEの予選会に挑むには

  • 腕立て伏せの回数をこなせるようにする
  • 有酸素運動能力、持久走の能力を付ける
  • 爆発的パワー、馬力を付ける
  • ダッシュの速さを付ける
  • 実際のコースをクリア出来る身体能力を付ける

というのが主な対策です。ではここからは、より具体的に中身を見ていきましょう。

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第1種目 腕立て伏せ

まずは絶対に外せない種目、腕立て伏せです。

遙か昔から、SASUKEのオーディションでは腕立て100回が名物とされてきました。

もっと起源を辿れば、ミスターSASUKE山田勝己さんも、初代完全制覇の秋山和彦さんも、筋肉番付の腕立て企画「クイックマッスル(3分間腕立て伏せ)」からSASUKEへオファーが繋がっています。つまり、SASUKEの成り立ちと腕立て伏せは切っても切れない関係なのです。

ぶっちゃけ俺は、もっとハイレベルな腕立てラウンドになると思っていました。

昨年の予選分析でも書きましたが、

今回の突破ボーダーはだいたい120回前後だったようです。

こうなった経緯は、たぶんみんな100回に備えてトレーニングしてきたうえで根性で20回ほど伸ばせたんじゃないかと。

ということは、今回の予選を見てまたみんな対策をするわけです。

たぶん、150回ぐらいに仕上げてくるのではないかと。

そうなることを見越して、200回出来るようにしておきたいなあなんて思っています。

—-前回の記事より

こんな予想をしていたのですが、ほぼボーダーは前回と変わらずでした。

とはいえしっかり対策を重ねてきた猛者同士がぶつかると、200回オーバーという熾烈な争いになります。

とはいえ、です。

かつて筋肉番付で、全く同じ方式で行われた全国腕立て耐久大会「ファイナルプッシュアップ」では、最低ラインが300回というレベルで行われてきました。

それを考えると、本気で腕立て伏せのトレーニングをしたらどれだけ伸ばせるか楽しみなところです。

ちなみに筆者の現在は、3秒に1回(おおよそ予選会と同じペース)で60回付近が2023年12月時点でのスペックでした。これを8ヶ月ぐらいかけてどこまで伸ばせるか、自分の体で実験してみます。

ということで、トレーニングの目安としては200回出来れば90%ぐらいの確率で突破出来るんじゃないかと。ここが一つ目標ですかね。100回を目標にすると良い勝負になっちゃいそう、150回目標でちょっと有利、という感覚になると思います。

蛇足ですが、あの英雄ケインコスギさんに配信で「腕立ての回数ってどうやって増やしましたか」と聞いたところ、

「腕立ての回数は腕立てをひたすらやるのが一番良かった」

とのことでした。実際、私もベンチプレス105kg上がる程度まで胸筋に関してはトレーニングしましたが、それでも60回前後なのでちょっと違う筋肉の使い方や鍛え方が必要になりそうです。

腕立てのトレーニングで最もモチベーションになっているのは、芸人のハタノハタさん。

なんとプッシュアップバーを使った深い腕立て伏せを100×10セット、3日に1回行うことで脅威のビッグマッスルを作り上げた腕立ての鉄人。

詳しくはこちらの動画を参考にどうぞ。今でも定期的に見てモチベ上げてます。

なので、予選会やオーディションを目指す人はジムのトレーニングと別に、積極的に腕立て伏せのトレーニングをしていきましょう。マジで回数伸ばすの難しいです。

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第2種目 シャトルラン

前回は1km走を繰り返し、かつて筋肉バトルで行われていたテイルインポッシブルを彷彿とさせる下位脱落形式だった第2種目。今回も種目は変わりましたが持久系であることはそのままです。

シャトルランと1km走の違いは、使われる筋肉。

前回の1km走で言えば、トップ通過のタイムがおおよそ3:30前後。これはある程度しっかり走り込めば達成出来る、長距離のトレーニングが必須となるような種目でした。

ここら辺は明確なデータはなくサッカーをガチってた時の体感なのですが、1km走り続けるのとターンを繰り返すのでは若干疲労感が違うんですよね。それに加えて、徐々にスピードが上がっていくというのもまたきつさの一つ。

特に今回で言えば100mもない距離の反復、かつ休憩が20秒ということで単なる長距離走を取り入れていただけの人にとっては厳しい部分もあったかも知れません。

走り込み、というトレーニングは確かに心肺機能の底上げや持久力の基礎固めとしては非常に優秀なのですが、スピードが求められてくると強度が足りない可能性が高いです。インターバルトレーニングを取り入れる必要があるんじゃないかと考えているので、吐きそうになっても頑張ってやろうかなあなんて考えています。

どんなトレーニングをしようか、という点で言うと参考になるのは陸上です。

全身を動かし続けることのトップオブトップ、それが陸上。

SASUKE本戦では2分以上連続した運動というのはほとんど存在しません。全身持久力が問われる1st,2nd共に100秒前後でここ何年も開催されています。そして予選でも最高で1km、約3分前後。

予選、本選ともに勝ち抜く走力とスタミナを付けるのであれば、

「陸上の400m、800m、1500mのトレーニングメニュー」

というのがかなり効果的なんじゃないかな、と想像しています。

余談ですが、2023年大会後の漆原さんのYoutubeで、川口さんと漆原さんが話していて

川口「1km3分10秒ぐらいで走れてた」

漆原「それは早いね、俺は無理だわ」

川口「よくよく調べたら2分台目指してたけど無理だね」

というやりとりがあったので、この程度の走力と、タックルそり立つ壁を越える馬力があれば1stは余裕でいけそうです。筆者個人の話で言うと1kmの人生ベストが2:49(中学時代、駅伝部チームで県8位)なので、ある程度本気で走り込めば3:10は達成出来ると思っています。やるぞーきついけど。

で、映像を見た限りでもこれぐらい走れる力があればこの種目は勝機がだいぶ有りそうだし、この走力を作るには200m×20本、みたいなインターバルトレーニングが必須になると思うのでただ距離を踏むのではなく陸上を参考に、シビアにトレーニングを組むと良いんじゃ無いかな。

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第3種目 マイクロバス引き

前回はタイヤ押しだったここ。やはり馬力勝負ですね。

SASUKE好きの特徴として、「とにかくぶら下がり系のエリアが好き」というのがあります。ひたすらセット練習とかに励んでいると特にこの傾向があるんじゃないかな?と思うんですが、こういったパワーはまぎれもなくウエイトトレーニングをしたほうが勝ちます。間違いないです。

なので全身をまんべんなく鍛えるしかないです。で、特に下半身の爆発的パワーが問われる種目に今後もなっていくんじゃないかと。まあ本戦でもタックルがありますしね。

ひたすらウエイトトレーニングするのが早い気がします。本戦よりも予選の方が馬力高くないと勝てないと思うので、これぐらいの数字は目指す必要がありそうです。

で、前回大会以降タイヤを押しまくっている、なんて話がちらほらあるようですが。

今回の予選で分かったように、要素は決まっているけど種目は変動するものなので種目を絞ってトレーニング、というのは辞めた方が無難だと思います。とにかくバロメータを伸ばすトレーニングを重ねていく方が有益だし対応力上がるんじゃ無いかなと。

度々乾さんの発言に「いきなり3rdのセット練習してる人よりコツコツ鍛えている人が良い」というニュアンスの話は入ってくるので、肉体的スペックを底上げしていくのが一番だというのはここからも窺えますね。

あと下半身の強化となるとモモ前に意識が行きがちですが、全身するための馬力は大臀筋とハムストリングスが超大事です、つまりデッドリフトとスクワットです。いや人によってメニューは変わるけど。

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第4種目と第5種目は前回と共通

はい、ここに関しては前回も書いたので割愛します。

というのも不親切すぎるので、前回の記事から大事な部分をまとめてどうぞ。

  • ビーチフラッグは加速力と起き上がり
    • これらは体幹と下半身の爆発的パワー
    • なので第3種目とトレーニング方針はほぼ変わらず
    • 「短い距離を最大限のスピードで走る」という動作は練習する価値あり
    • 10~20mを、とにかく速く走る練習しましょ
  • 最後は実践形式
    • 体のスペックをひたすら上げていれば超えられるはず
    • 総合力が問われる、と考えてセット連より身体能力鍛えた方がよろし
    • ぶっちゃけここまで勝ち上がれる能力があれば、たぶんクリアの可能性は結構ある

そんな感じです。

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筆者のこれからのトレーニング

現在、2024年1月11日。

2023年の予選は10月7日に行われています。

なので、ざっくりあと9ヶ月。

この9ヶ月は上記の方針を元にトレーニングしていきます。

読んだ人の参考になるよう、より具体的にトレーニングの方針を書いていくと、

  • まずは腕立て伏せの回数を150~200目標に増やしていく
  • 持久力の強化として、ただ走り込むのではなく陸上のメニューを参考にインターバルを加える
    • 具体的には200mや300mのインターバルになると思います。
    • 他のメニューも、400m,800m,1500mの選手を参考に随時アップデート
  • 第3種目以降はとにかく全身の肉体的スペックを底上げして挑むことになる。
    • ウエイトトレーニングで爆発的パワーを鍛えつつ、ダッシュもトレーニングに加える
    • 動作的なトレーニング、肉体的なトレーニングを兼ねられるのでダッシュは優秀
  • セットトレーニングはしません、出来ません
    • 賃貸、引っ越し族なので家の中にセットも作れないし作る気も無いです。
  • ぶっちゃけると「セット無しでどこまでいけるんだマン」になりたい

こういった方針で取り組んでいこうと思います。

自分が参加出来なかった予選を見るのは超悔しくてあんまりちゃんと見たくなかったです。でも目を背けても得られるものは何もないのでちゃんと見ました。

その上で、今年は「勝つチャンスは充分にある」と信じられる肉体に育て上げて挑もうと思います。

そして昨年全く更新出来なかったトレーニング記録も、今年は随時書いていこうと。ネットの海に放流することで自分を奮い立たせていこうと思います。

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