パチンコ屋の店員になったら、自分のパチンコスロットへの考え方が変わった

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筆者がパチンコ屋のホール店員になってから、9ヶ月が経過した。

常連のお客様によく話しかけられたり、機種の仕様を偉い人から訊かれたりとスロットオタク気味なポジションに落ち着きつつある。

だが実際は勝ちたくてスロットを打つことがほとんどだったため、

・人気台の熱くなれるポイント

・脳汁が出るタイミング

などなど、ギャンブルとしての面白さを知らぬままにここまで来てしまった。

もっと言えば、多くの機種を打ってきたわけでも無くただ知識として知っているだけ、そんな状態だ。

そして筆者が働いているホールには、それと真逆のお客様が多い。

そんな自分とは全く違うスタンスでパチンコ、スロットと向き合う人たちと触れ合って自分の中の考え方が変わってきた。

今日はそんな「楽しむ」という話。

 

 

 

 

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筆者の今までの感情

過去のブログを見てもわかるように、筆者は勝てる機種ばかりを打ってきた。

それはひとえに

「勝つのが楽しい」

というスタンスを持っていたからである。

これにはパチスロライターのワサビ、コロナ慎二などの影響が大きい。パチスロ実戦術という雑誌には彼らをはじめとするガチプロライターが多く在籍している。

元々勝つことが楽しいと思っていた筆者にとってはバイブルであり、憧れともなったのだ。

その結果、「勝つことが偉い」という思考が固まってしまった。

そしてその時期に登場したある機種が、筆者のスロット人生を大きく変えることとなる。

それが、ディスクアップだ。

設定1でも103%、理論上打てば打つだけ勝てる機種。

この仕様に筆者はのめり込んだ。30万G打つほどに。

 

 

そうするとどうなるか。

当たっても勝って当然だからそこまで嬉しくない。当たらないとイライラする。

理論上勝てるのに、と。

こんな精神状態じゃ、そりゃパチスロは楽しくない。

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ホール店員という転機

そんな稼働を続けていた筆者は、とあるきっかけから勤務先がパチンコ屋になった。

会社員を辞めフリーターになった。理由は想像にお任せしたい。

勤務することになったのは、小さいホール。常連客によって支えられるような、決して都会にはないホール。

そんなホールで働くようになって、今まで自分が知っていたことはパチンコスロット業界のほんの一部なのだなと知ることになった。

今までの自分は、勝つ人がパチスロが上手だと思っていたし、負けると分かってて打つ人の気持ちが分からなかった。

そもそものパチスロとの出会いが設定状況がいいハナハナだったから尚更かもしれない。

だが働き始めたホールには、おそらくだが通算で勝っている人は一人もいなかった。

常連となっているホールがある人には分かるかもしれないが、店員と仲良くなることが意外とパチンコ屋では起こる。店員もパチンコスロットが趣味であることが多いのだ。

それは弊ホールとて例外ではなく、私も仲の良いお客様が何人も出来た。

そのお客様達と話をして知ったのは、勝ち負け関係なく楽しめる人たちの存在だった。

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ギャンブル自体が楽しめる人

筆者は元々ギャンブルがそこまで好きではない。友達との男気ジャンケンすら躊躇するほどだ。

それでもパチンコスロットにハマったのは、ゲーム性の秀逸な点と勝てるという点だ。

勝つという行為に関しては、ディスクアップの登場と誰でも期待地稼働の情報が手に入ること環境により決して難しくないのが今の状況だ。もちろんディスクアップには目押しの技術が必要だし、期待地稼働では打ちたい台を打つなどほぼ叶わない。

それでも割り切れば、長い目で見て収支をプラスに持って行くことは難しくないだろう。だからこそ、おそらく筆者は勝つことが偉いと思ってしまっていたのだ。

だがその手本であるワサビ氏は、度々このような発言をしていた。

勝ち負け関係なく楽しめる人が一番の勝ち組だよ

これが今になって痛いほどよく分かる。

そしてこれらを実現している人たちには、ある共通点があった。

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負けると思いながら打つ

「今日も駄目だったよー」とニコニコしながら帰る。これが常連客のいつもの行動だ。

筆者にはこれが最初はよく分からなかった。だが会話を重ねる内に分かってきた。

そもそも彼らは、パチスロに勝ちをそこまで求めてない。もちろん勝ったら嬉しいのだろうけど、それよりも打つという行為、過程を楽しんでいるのだ。

そしてこの気持ちは、自分の中にも二つだけ思い当たる節があった。ノーマルタイプを打つときだ。

一つ目は、まだ大してリーチ目や演出の法則を把握できていない台を、一つ一つ探しながら打つとき。この台にはどんな制御があるのだろう。どんな演出の法則があって、どんな矛盾を見せてくれるのだろう。どの演出の期待度が高くて、期待度の低い演出から当たることはどれだけあるのだろう。

そんなことを考えながら打つノーマル機は楽しい。

そしてもう一つは、勉強したノーマル機を1リール毎に考えながら打つこと。

ディスクアップで言えば、

「今のは左上段ビタで赤7を押したはず。で中段に赤7止まって1消灯・・・次消灯したら、目押しが正確ならば2確、しかもBIG確定、だけど目押しが不正確なら普通にスイカもある・・・」

とか脳内で考えている瞬間。これ、滅茶苦茶楽しい。

で、どちらも別に勝ってないしなんなら当たってもない。でも楽しい。

自分はそういう楽しさをATやART機で味わってこなかったんだなって。それらにはそれらの楽しさがあるはずなんだよね。上手く小役が噛み合って上乗せが止まらない、とかA+ARTでボーナス引くタイミングがバッチリでウッハー!!とか。

そういう楽しさを知らないままここまで来たことは、正直もったいなかったのかもしれないと思っています。

まどマギでワルプル勝ちまくったこともない。黄門ちゃまは家康フリーズすらやったことない。エウレカシリーズも触っていないし、絆も打ったことはほぼない。サラ番はスラッシュやったことないし、沖ドキはドキドキも超ドキも経験が無い。

人気台のほとんどを触ってきていないのだ、ほんとに。

これはねえ、結構由々しき問題というか悲しい話で。他の人と喋ってて盛り上がれなかったりするのよね。

それを通して、「俺はまだ知らない楽しみが沢山あるんじゃ無いか?」と思うようになり。

ただとは言っても負け前提で打てるほどお金もないしただただ負けるのはなんか抵抗有るし、ということで。

 

最近始めたのが、

「期待値チャラの低貸しは余裕があったら打ってみる」

というもの。この前書いた天昇の記事もそんなきっかけもあって打ってみました。

北斗天昇、ようやく初打ちしたけどくそつまんなくないですか?(9/15実戦記)

そんなこんなで、最近は少しずついろんな台を打つことを目標としている。

まあホールに行く頻度が落ちたから頻繁にはかけないかもしれないけど、出来れば打感というか台レビューを書いていきたい。

 

なんかね、スロットもパチンコもゲームレビューみたいなレビューって無いのよね。稼働日記ばっかりで。

書籍でも「パチスロ完全ヒストリア」と必勝ガイドが出した「パチスロ必勝ガイドCLASSIC」ぐらいしか思いつかない。

 

 

 

という感じなので、少しでも書いてみたいと思った次第。

まあ金銭状況に期待値チャラ以上の台にどれだけ出会えるか、と機会に恵まれるかは本当に運次第なのですが・・・

 

あとは1/319とかは怖くて打てないけど、少しずつパチンコにも触れていきたい。演出長いのをただ眺めることに耐えられるかしら・・・

何は是非とも打ってみたい、いろんな台を触りたい。そう筆者の考えは変わっていったのである。

そのきっかけは楽しんでいる常連のお客さんだった、そんなお話でした。

 

だからみんなこのブログ宣伝してください。ヒットしたらお金に余裕が出ていろんな台打てるので!!!

面白かったり共感したら是非シェアしてくださいまし。

 

終わり!!!

 

 

コメント

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